『マイアミ・バイス』新作映画、2027年8月US公開決定 ─ 『トップガン マーヴェリック』『F1』監督がIMAXで撮る

かねてより企画が進行していた『マイアミ・バイス』の再リブート映画の製作が正式に決定し、2027年8月6日に全米公開されることが明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。
監督は、『トップガン マーヴェリック』(2022)『F1/エフワン』(2025)を大ヒットに導いたジョセフ・コシンスキーが務める。撮影はIMAXで行われ、2026年にクランクインの予定。現在、キャスティングが進行中だ。
「マイアミ・バイス」(別邦題「特捜刑事マイアミ・バイス」)は、1984年~1989年にアメリカで放送された刑事ドラマ。メトロ・デイド警察風紀取締班の潜入捜査官ソニー・クロケット&リカルド・タブスがさまざまな事件に挑むスタイリッシュなシリーズで、ドン・ジョンソン&フィリップ・マイケル・トーマスが主演した。
2006年には、ドラマ版の製作総指揮を務めたマイケル・マン監督によって、コリン・ファレル&ジェイミー・フォックス主演のリメイク版映画も製作されている。
新作映画は1980年代半ばが舞台。ドラマシリーズのパイロット版とシーズン1がインスピレーションの源となり、当時のマイアミの魅力と腐敗を探求するという。
プロデューサーはコシンスキーのほか、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のディラン・クラークが参加。脚本は、『トップガン マーヴェリック』のエリック・ウォーレン・シンガー、『ナイトクローラー』(2014)「キャシアン・アンドー」(2022-2025)のダン・ギルロイが担当し、オリジナル版で製作総指揮のアンソニー・ヤーコヴィックが生み出したキャラクターが下敷きとなる。
以前にコシンスキーは、オリジナル版に格別な思い入れがあると言い、1985年当時、周りは『スター・ウォーズ』や『トランスフォーマー』のオモチャに夢中だったが、自身は『マイアミ・バイス』を観ていたと明かしていた。
80年代に刑事ドラマの新たな潮流を生んだオリジナル版が、どのような解釈で蘇るのかが注目される。
再リブート映画『マイアミ・バイス』は、2027年8月6日に全米公開予定。
▼ ジョセフ・コシンスキーの記事
Source:The Hollywood Reporter