クリス・ヘムズワース主演『メン・イン・ブラック』スピンオフ映画の米タイトルは『メン・イン・ブラック インターナショナル』に

『アベンジャーズ』シリーズのソー役などで知られるクリス・ヘムズワースが主演を務める『メン・イン・ブラック』シリーズのスピンオフ映画の米タイトルが、『メン・イン・ブラック インターナショナル(邦題不明、原題:Men in Black International)』であることが明らかになった。
このタイトルがお披露目されたのは、現地時間2018年12月6日から開催されているブラジルコミコン。米Colliderが報じたところによると、本作ブースの背景パネルに『Men in Black International』と記されていたという。また2018年12月6日より、公式Facebookページのカバー写真も”MIB International In Theaters Summer”に変更されている。
地球上のエイリアンの監視・取り締まりを任務とする組織、通称「メン・イン・ブラック(MIB)」のエージェントによる活躍を描いた『メン・イン・ブラック』シリーズは、トミー・リー・ジョーンズ&ウィル・スミス主演で1997年、2002年、2012年に公開。
そして、そのスピンオフとなる本作の撮影は2018年7月から10月にかけて、ロンドンからモロッコ、イタリア、そしてニューヨークなど世界各地で行われた。物語も”International”という副題にふさわしく、過去作品よりも大スケールに、世界を股にかけて展開する。エージェントH役のクリスと『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で共演し、本作でエージェントMを演じるテッサ・トンプソンは本作に関して以下のようにコメントしている。
「このシリーズ(のファン)を喜ばせるような作品となっていることを願っています。他の『メン・イン・ブラック』以上にアクションがありますね。規模も世界的で、ここイギリスも舞台になっているです。とても楽しかったですね。イギリス的なユーモアとか、本当にたくさんの面白さが詰まっているんです。
それにエージェントとして、他の場所にも行きますよ。なので規模としては大きいし、リーアム・ニーソン(アイルランド!)、エマ・トンプソン、クメイル・ナンジアニ、レベッカ・ファーガソンといった素晴らしい俳優も出演しています。本当に最高のファイト・シーンもありますよ。」
テッサが述べている通り、本作にはMIBイギリス支局長役で『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)『96時間』(2008)のリーアム・ニーソン、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)のクメイル・ナンジアニ、『ミッション:インポッシブル』シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(2017)のレベッカ・ファーガソンが出演。なお、米Colliderの報道によるとファーガソンはヴィランを演じるという。
また、『メン・イン・ブラックIII』(2012)でエージェントOを演じたエマ・トンプソンも本作で同役を再演。エマの「大大ファン」だと語るテッサは、共演について、「私たちには”トンプソン”という繋がりがあるんですよ!彼女と一緒に行動して学べることに対して、自分の体をつねって冷静になってと言い聞かせなければなりませんでした。それだけ私にとって意味のあることだったんです」と興奮を語った。
世界規模で活躍する、エージェントたちの姿を劇場で見る日が待ち遠しい。
映画『Men in Black International(原題)』は2019年5月17日に米国公開予定。
Sources: Collider, Instagram, Comicbook