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マイケル・ファスベンダー&アリシア・ヴィキャンデル、『哭声/コクソン』ナ・ホンジン監督の最新作に出演 ─ 「イカゲーム」チョン・ホヨンも

マイケル・ファスベンダー アリシア・ヴィキャンデル チョン・ホヨン
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『X-MEN』シリーズや『スティーブ・ジョブズ』(2015)のマイケル・ファスベンダー、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)『リリーのすべて』(2015)のアリシア・ヴィキャンデルが、韓国映画『哭声/コクソン』(2016)などで知られるナ・ホンジン監督の最新作『Hope(英題)』に出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

本作は韓国の人里離れた漁村・ホポ港を舞台とする物語。町のはずれで謎の発見があったことをきっかけに、村の住人たちは生存を賭け、未知なる存在との戦いに臨むことになる……。

私生活では夫婦であるマイケル&アリシアだが、作品としては『光をくれた人』(2016)以来の共演となる。ふたりは『哭声/コクソン』や『哀しき獣』(2010)『チェイサー』(2008)といったナ・ホンジン作品に魅了されて新作への出演を望んだとのこと。映画の大部分が韓国語となるが、マイケル&アリシアは英語を話す“重要な役どころ”を演じるという。

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そのほか出演者には、女性警官・ソンエ役に「イカゲーム」(2021)のチョン・ホヨン。アルフォンソ・キュアロン監督によるApple TV+の新作ドラマ「Disclaimer(原題)」の撮影を終えたばかりで、今回が長編映画デビューとなる。本作を経て、『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』(2019)のジョー・タルボット監督が手がける『The Governesses(原題)』も控えるなど、早くもグローバルに活躍する新鋭だ。

『哭声/コクソン』以来7年ぶりの長編映画となるナ・ホンジン監督は、本作について「人間の善意は、ときに視点が違うというだけの理由で思わぬ惨事を招くことがあります。そうした現象を、かつてない形で映画的に描きたい」とコメント。また、ホヨンの起用については「まさしくソンエという役柄にぴったりでした。彼女の大胆で明るいエネルギーは、この映画の力の源泉となってくれるでしょう」と述べた。

撮影は2023年に韓国で実施される予定で、現在はキャスティングやプリプロダクション(撮影前作業)が進行中。撮影監督は『パラサイト 半地下の家族』(2020)『ベイビー・ブローカー』(2022)のホン・ギョンピョが務め、監督とは『哭声/コクソン』に続いてのタッグとなる。

製作はナ・ホンジンの製作会社Forged Filmsが務め、配給はPlus M Entertainmentが担当。同社は出資・配給契約を結び、北米配給や世界への配給権販売にも取り組むという。同社は本作のフランチャイズ化を見込んでおり、「本作は優れた映画であり、さまざまな形に展開できるIP(知的財産)でもあります。ナ監督の創造的ビジョンに全幅の信頼を置き、本作の世界的成功のために協働・支援してまいります」とのコメントを発表した。

韓国映画『Hope(英題)』の公開時期は未定

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Source: Deadline(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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