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マーベル新ドラマ「ワンダーマン」グリムリーパー役に「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」俳優が決定

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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマシリーズ「ワンダーマン(原題:Wonder Man)」に、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」のデミトリアス・グロッセが出演することがわかった。米TV Lineが報じている。

グロッセが演じるのは、主人公ワンダーマン/サイモン・ウィリアムズ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)の兄エリック・ウィリアムズ/グリムリーパー。コミックではサイモンが溺愛されていたのに対し、エリックはウィリアムズ家の厄介者として扱われていた。弟を疎むエリックは犯罪に手を染め、やがて右手に大鎌を備えたヴィラン、グリムリーパーとなる。ちなみにMCUドラマ「ワンダヴィジョン」(2021)では第2話のオープニングアニメにグリムリーパーのマスクらしきイラストがちらりと登場し、ファンの間で話題になっていた。

グロッセは「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」に登場する双子の賞金稼ぎエミール&ジョサイア役で知られるほか、直近ではApple TV+のドラマ「スワッガー」(2021)に出演。これまでに、『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)「バンシー」(2013-2014)「JUSTIFIED 俺の正義」シーズン3&6、「ザ・ブレイブ:エリート特殊部隊」(2017-2018)など多数の作品に出演している。

本作の主人公となるワンダーマンことサイモン・ウィリアムズは、1964年に刊行された『Avengers #9』にて初登場したヒーロー。大富豪の息子として生まれるも亡き父の会社を経営難に陥らせたあげく、兄エリックにそそのかされて会社の金を横領して逮捕されてしまう。そこにバロン・ジモが現れ、イオンエネルギーを注入され、超人的な身体能力や飛行能力を手に入れた。当初はヴィランとして登場したが、のちにヒーローとしてアベンジャーズにも正式参加。チームの中でも古参のヒーローだ。

ドラマ版のストーリーやキャラクター設定は明らかにされていないが、ハリウッドを風刺する作品になるとのこと。製作総指揮は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)監督のデスティン・ダニエル・クレットン、脚本・製作総指揮は「ブルックリン・ナイン-ナイン」(2013−2021)脚本や「ホークアイ」(2021)コンサルティング・プロデューサーのアンドリュー・ゲストが務める。

監督には、第43回トロント国際映画祭(2018)で上映された『The Weekend』(2018)で注目されたカナダ人監督のステラ・メギーが起用され、クレットンと共に複数エピソードを手がける予定だ。

MCUドラマ「ワンダーマン」の撮影は、2023年春に実施される見込み。ディズニープラスでの配信となる。

Source:TV Line

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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