ミシェル・ウィリアムズ、『グレイテスト・ショーマン』続編を熱望「今すぐにでも」

世界的に大きな話題を呼んだ映画『グレイテスト・ショーマン』が公開されてからはや4年以上。公開後の波が落ち着いた今でも、作品の存在はまったく色褪せない。ハリウッドでは続編の製作も盛んな傾向にあるが、本作については音沙汰なしだ。
そんな中、「今すぐにでも作りたいです。作ってくださると良いな」と語るのが、『グレイテスト・ショーマン』でヒュー・ジャックマンが演じた興行師P・T・バーナムの妻チャリティを演じたミシェル・ウィリアムズ。米Varietyのインタビューで続編製作を熱望しているのだ。
少年時代に父を失い、早くから独り立ちを余儀なくされたP・T・バーナムは、成長し幼馴染の令嬢チャリティと結婚。2人の娘を養わなくてはいけなかったが、ある時全てを失う覚悟でサーカス劇団を立ち上げる。世界中からユニークなパフォーマーを集めたバーナムは、無名で時に世間からの慈悲なき扱いを受けながらも、着々と階段を上っていき、最後には大成功を収めるのだった。
ウィリアムズが演じたチャリティは劇中で、成功するにつれて欲望に溺れ周りが見えなくなっていくバーナムに気づきを与えていく役どころ。作品のキーパーソンとも言える存在だが、ウィリアムズが続編の製作を熱望する理由とは何なのか。
「あの映画はたくさんの人に喜びを与えましたし、幸せにもしました。時間を捧げる価値があるものですよ。あの作品が本当に大好きで。娘のマチルダもよく歌を歌っていて。母親なんか今もサウンドトラックを聞いているんです。」

ここ近年『グレイテスト・ショーマン』に関する情報は聞こえてこないが、実は2019年には続編企画が進行中であることがマイケル・グレイシー監督によって明かされている。それから1ヶ月後半後には主演のヒュー・ジャックマンが続編に「あり得る」と述べ、ファンの期待も急激に高まっていた。
それから現在までの数年間は音沙汰なしとはいえ、続編製作の希望を見いだせるのが、『グレイテスト・ショーマン』チームがコラボレーションを継続していること。作品の高評価ポイントともなった音楽を手がけたベンジ・パセクとジャスティン・ポールのコンビ(※)は、『ラ・ラ・ランド』(2016)や『グレイテスト・ショーマン』に続き、2021年に公開された『ディア・エヴァン・ハンセン』でもタッグを組んだ。
また、2人はディズニー実写版『白雪姫』をはじめ、複数の新作映画を共に手掛ける予定だ。もしも『グレイテスト・ショーマン』の続編が作られるなら、キャストたちと同じくらい2人のカムバックは最重要になってくるだろう。
(※)2人は大学時代に出会った。
Source: Variety