ロバート・パティンソン主演、ポン・ジュノ監督『Mickey 17』ティザー映像公開 ─ 米公開日も決定

『パラサイト 半地下の家族』(2019)のポン・ジュノ監督、『TENET テネット』(2020)『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)などのロバート・パティンソン主演によるSF映画『Mickey 17(原題)』の米国公開が2024年3月29日に米国公開されることが決定した。あわせて、ファーストルックとなるティザー映像も公開された。米Varietyなどが報じている。
本作の原作となるのは、2022年2月に出版されたエドワード・アッシュトンによる小説『Mickey7(原題)』。「ニヴルヘイム」と呼ばれる氷の世界を植民地化するための任務に派遣された調査団を描く物語だ。ポン・ジュノ監督にとってはアカデミー賞では非英語作品として初めて作品賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』以来の映画作品としても注目を集めている。
ポン・ジュノは脚本も執筆、また自身の製作会社「Offscreen」を率いてプロデュースも務める。同じくブラッド・ピット率いる「Plan B」のデデ・ガードナー、ジェレミー・クライナーらも共同プロデューサーに名を連ねている。
『ミナリ』(2020)『NOPE/ノープ』(2022)のスティーヴン・ユァン、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』(2022)のナオミ・アッキー、『ヘレディタリー/継承』(2018)のトニ・コレット、『アベンジャーズ』シリーズのマーク・ラファロなど、脇を固める俳優陣も実に強力な布陣だ。
原作では、危険な任務に対応できる使い捨ての体“ミッキー”が登場する。“ミッキー”は一度死ぬと、ほぼ全ての記憶を継承したまま新しい体が再生される。この映画版でパティンソンは、クローンに取って替えられることを拒む”使い捨て”要員を演じる。
この度公開されたティザー映像では、カプセル状の機械に入ったパティンソンが映し出され、クローズアップされたところで目を見開く。言葉は一言も発さないものの、ストリングスによるBGMも相まってミステリアスかつ不穏な雰囲気が醸し出されている。
あらすじについてはまだ詳細は公表されておらず、原作にどこまで忠実な仕上がりになるかも明らかにはなっていない。ポン・ジュノ監督のこれまでの脚色経験を踏まえると、最終的に小説とは異なる内容になる可能性があることも以前より報じられていた。
『Mickey7』という原作のタイトルは、6回の死を経て再生された主人公“ミッキー7”を表している。映画版は『Mickey 17』となっていが、これは16回の死を経たことを意味するのだろうか。
映画『Mickey 17(原題)』は2024年3月29日US公開。
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