リブート版『ヘルボーイ』悪役はミラ・ジョヴォヴィッチ! ― 出演交渉が最終段階へ

人気コミックを原作とした映画『ヘルボーイ』シリーズのリブート版『ヘルボーイ(仮題)』に、悪役としてミラ・ジョヴォヴィッチが出演する方向であることがわかった。
この情報を独占入手したDeadlineによると、ジョヴォヴィッチは現在出演交渉の最終段階にあるという。
Milla Jovovich Title Villain In ‘Hellboy: Rise Of The Blood Queen’ https://t.co/4kJhKsPyn4 pic.twitter.com/r0xIA8xoqF
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) 2017年8月8日
『ヘルボーイ』でジョヴォヴィッチが演じると報じられたのは、ストーリーのメイン・ヴィランとして登場するキャラクターだ。その詳細は現時点では不明だが、おそらく以前の仮タイトル『ヘルボーイ:ライズ・オブ・ザ・ブラッド・クイーン(Hellboy: Rise of the Blood Queen)』にあったブラッド・クイーン、すなわち「血の女王」にあたる人物であろう。
コミック版に登場する血の女王とは、“アーサー王伝説の湖の乙女”ニムエだった。この設定がどこまで活かされるかはわからないものの、原作通りならば魔術を操るキャラクターなので、“武闘派”イメージのジョヴォヴィッチを起用するキャスティングはやや意外にも思われる。キャラクターとの相性は未知数だが、今回もその研ぎ澄まされたアクションセンスは炸裂するのだろうか?
ジョヴォヴィッチにとっては、『フィフス・エレメント』(1997)や『バイオハザード』シリーズなど、緻密に設計された世界観のアクション映画はいわば「百戦錬磨」。新たにヘルボーイを演じる、ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のデヴィッド・ハーバーとどんな化学反応を起こしてくれるのか期待は高まるばかりだ。
監督を務めるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』『ハンニバル』『ウエストワールド』など人気ドラマでメガホンを取ってきたニール・マーシャル。脚本には原作者であるマイク・ミニョーラのほか、『2ガンズ』(2013)のアンドリュー・コスビー、コミック版『ヘルボーイ』に携わったクリストファー・ゴールデン、そしてコミックライターであり脚本家のアロン・コレイテが参加している。
本作『ヘルボーイ(仮題)』は、2017年秋の撮影開始を目指して準備が進められているという。なおIGNによれば、仮タイトルとして報じられていた『ライズ・オブ・ザ・ブラッド・クイーン』は現在タイトルから外されているということだ。
Sources: http://deadline.com/2017/08/hellboy-milla-jovovich-blood-queen-villain-movie-reboot-david-harbour-neil-marshall-1202144967/
http://screenrant.com/hellboy-reboot-casts-milla-jovovich-as-blood-queen/
http://www.ign.com/articles/2017/08/02/hellboy-reboot-casts-ian-mcshane-as-adoptive-father-professor-broom
Eyecatch Image: Milla Jovovich speaking at the 2012 WonderCon in Anaheim, California. / Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/7001165457/ )