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エズラ・ミラー、裁判で無罪主張 ─ 最長26年の禁固刑の可能性

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© THE RIVER

俳優エズラ・ミラーの重罪強盗容疑に対する裁判の様子が伝えられた。米Varietyによると、ミラーは2022年10月17日(現地時間)の法廷で無罪を主張。有罪の場合、最長26年の禁固刑の可能性があるという。米Varietyなどが報告している。

ミラーは5月、米バーモント州で留守中の住居に侵入し、酒瓶を盗み出した疑いがかけられている。アメリカでは、不法目的侵入について「重罪(Felony)」と「軽罪(Misdemeanor)」とがあり、ミラーの起訴は「重罪強盗」にあたる。

ミラーはこの日、弁護士と共にベニントン高等裁判所にバーチャル出廷。米Deadlineによると、ミラーの装いはカジュアルであったという。窃盗したとされる被害品の総額は900ドル未満。重罪として最長25年、窃盗罪として最長1年の禁固刑が課せられる可能性があり、ほかそれぞれ最高1,000ドルの罰金がある。

米Deadlineではミラーの保釈条件書類が公開されており、そこには5つの条件として、「条件1:あなたは要求に応じて出廷しなければならない」「条件2:あなたは、あなたの弁護士および法廷弁護士に、あなたの住所と電話番号を伝えなければならない。もし変更があった場合、直ちに伝えること」「条件3:獄中・釈放にかかわらず、アイザック・ウィノカー氏とアイデン・アーリー氏(編注:本件の被害者)との接触は、直接、文面、電話、Eメール、あるいは第三者を通じてであっても禁ずる」「条件4:獄中・釈放にかかわらず、アイザック・ウィノカー氏とアイデン・アーリー氏へのいかなる攻撃や嫌がらせも禁ずる」「条件5:819 County Rd, Stamford,VTへの立ち入り、およびそこに留まることを禁ずる」と記載されている。

ミラーはこれらの保釈条件に対して、「承知しました(I do understand.)」と返答したという。

「エズラは、継続的なメンタルヘルスに不可欠な存在であり続ける家族や友人から受けた愛とサポートに感謝します」。エズラの弁護士は声明を伝えている。

次回の審理は2023年1月13日に行われる。

過去数ヶ月、エズラには本件以外にも逮捕を含む複数の騒動があった。エズラは8月、自主的な謝罪文を公表し、主演映画『ザ・フラッシュ』が案じられる米ワーナー・ブラザースにも謝罪を行った。同作は現在、予定通りの公開を目指して製作が進められている。

Source:Variety,Deadline(1,2)

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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