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『ジャスティス・リーグ』メンバーは新DCユニバースに続投せず、米報道 ─ アクアアン役モモアはロボ役で出演交渉中か

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット
JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements and trademarks of and (c) DC. Zack Snyder's Justice League (c) 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ヘンリー・カヴィルやガル・ガドットをはじめ、ザック・スナイダーが率いた旧DCユニバース(DCU)でタイトルロールを務めた俳優たちが、ジェームズ・ガン&ピーター・サフランの下で進められている新DCUで続投しない見込みであるようだ。

この度米Varietyでは、大変革の時を迎えているDCUの内情を伝えるレポートが掲載。記事には「『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』でザック・スナイダーに起用された俳優たちは、新DCユニバースに同じキャラクターで再演することにならない」と記されており、そこにはバットマン役のベン・アフレック、スーパーマン役のヘンリー・カヴィル、ワンダーウーマン役のガル・ガドット、フラッシュ役のエズラ・ミラー、そして最新作『アクアマン/失われた王国』の公開を控えるアクアマン役のジェイソン・モモアの名前が記されている。

俳優陣の起用方針を含めた旧体制からの引き継ぎがどう行われるのかは、注目が集まっていたポイントだ。『ブラックアダム』(2022)で復帰が示唆されたカヴィルはスーパーマン新作映画『スーパーマン:レガシー(原題)』の発表により事実上の引退。ガル・ガドットやジェイソン・モモアについては単独タイトル続投の意思を示してきたものの、正式発表は皆無のまま。フラッシュ役のエズラとバットマン役のアフレックについては2023年6月公開の『ザ・フラッシュ』を最後に、今後の予定は聞こえてこない状況だった。同じく、サイボーグ役のレイ・フィッシャーも具体的な情報はなかった。

こうした中、アクアマン役のモモアについては、違った形でDCU残留の道が開かれている。以前モモアは、アクアマンだけでなく別の役を演じる可能性があると明かしていたが、今回の報道ではロボ役で『スーパーマン:レガシー』に出演する交渉がスタジオ側との間で行われていたことが判明。ロボとは、バイクで銀河を駆け回る暴力と殺人を愛する賞金稼ぎのアンチヒーローだ。交渉成立となれば、アクアマンからの鞍替えとなる。

一方、DCUを率いるジェームズ・ガンは、旧DCUから同じキャラクターで続投する俳優として、ブルービートル/ハイメ・レイエス役のショロ・マリデュエニャ、ピースメイカー役のジョン・シナ、アマンダ・ウォラー役のヴィオラ・デイヴィスの3人を挙げていた。デイヴィスとシナについては、製作が発表されている「Waller(原題)」と「ピースメイカー」シーズン2でそれぞれ主演を務めることが決定している。

一部キャストの続投により、新旧ユニバースの整合性がいかにして取られるのかは気になるところ。ガンは新生DCUのチャプター1『Gods and Monsters』の開幕までカノン(正史)は存在しないとも語っていたが、ともかく今後の動向から目が離せない。

▼ DCの記事

Source:Variety

※記事初出時より、本文の一部を調整いたしました。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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