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『MINAMATA─ミナマタ─』米公開がついに決定、ジョニー・デップ敗訴による配給見送りから10ヶ月

『MINAMATA−ミナマタ−』
© Larry Horricks

ジョニー・デップ主演・製作、日本の4大公害病と言われる水俣病を題材とした実話映画MINAMATA─ミナマタ─』が、ついに米国で公開されることが決定した。ジョニー・デップが名誉毀損裁判に敗訴したことをきっかけに、配給権を所有していた米MGMが公開見送りを発表していた。

2020年11月、デップは英タブロイド紙The Sunとの名誉毀損裁判に敗訴。監督を務めたアンドリュー・レヴィタスによれば、デップの敗訴後に『MINAMATA─ミナマタ─』の配給権を購入したMGMのサム・ウォルマン氏は「映画を葬る(bury the film)」と発言したという。その通り、2021年2月にセッティングされていた劇場公開・配信は行われなかった。

7月、レヴィタス監督は、MGMに対して公開の再考を求める声明文を提出。作品が世に出されることの重要性を訴えていたが、MGMからの返答はなかった。そうした中、米Deadlineによれば、米ILBE社とSamuel Goldwyn Films社の協同により、『MINAMATA─ミナマタ─』の米公開が2021年12月15日に決定したという。同2社は、デップの出演作『ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏』(2019)の国内配給を担当していた。

劇場公開決定に伴い、デジタル配信は2022年に持ち越されるとのこと。アワードへの提出も視野に入れられているという。このたびの公開決定に、レヴィタス監督は以下のようにコメントを出している。

「北米の観客の皆さんに、水俣市をはじめ世界中で起きたこと、起き続けていることを学ぶ機会がついに訪れるなんて。胸が躍ります。声なき声や取り残された方々(アーティストもそうです)が大企業によって口封じされることは終わりにしなければいけません。志を同じくする新たなパートナーのおかげで、この物語がいよいよ北米で日の目を浴びるようになります。犠牲者や、これまでずっと耐えてこられてきた彼らのご家族に、皆さんが安寧の祈りを捧げてくださることを願っています。」

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Source: Deadline

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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