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Netflixドラマ「マインドハンター」シーズン2、8月16日配信決定 ─ デヴィッド・フィンチャー、黒人児童連続殺人ほか3つの実在事件描く

マインドハンター
シーズン1 Patrick Harbron/Netflix

『セブン』(1995)『ファイト・クラブ』(1999)『ゴーン・ガール』(2014)などのデヴィッド・フィンチャー監督が手がける、Netflixオリジナルシリーズ「マインドハンター」シーズン2が2019年8月16日(金)に配信されることがわかった。フィンチャー監督がポッドキャスト「The Treatment」にて明かしたほか、Netflixも公式に認めている。

1970年代を舞台に、FBI行動科学課の特別捜査官が連続殺人鬼のプロファイリングに挑む「マインドハンター」は、ノンフィクション作品を原作に、実話事件を扱うサイコスリラー。『ゾディアック』(2007)で60~70年代の凶悪犯罪を描いたフィンチャー監督は、抑制されたタッチで、シリアルキラーの心理や、捜査する側にも忍び寄る“闇”を描いた。


以前からフィンチャー監督は、シーズン2において、1979~1981年にアトランタで発生した黒人児童の連続誘拐殺人事件を描くことを明らかにしていた。今回のポッドキャストで、監督は「アトランタの児童殺人だけで3シーズンは作れます」と述べている。

「あまりに大きく、巨大で、悲しい出来事です。9時間にわたって(物語の)背景に置くのではきちんと扱えないと思い、ドラマとして描かねばならないと思いました。」

マインドハンター
シーズン1 Patrick Harbron/Netflix

28人もの犠牲者が出た児童殺人事件を中心に、シーズン2では、女優シャロン・テートらの殺害事件に関係したカルト指導者チャールズ・マンソンや、ニューヨークで13人が銃撃の被害に遭った「サムの息子(Son of Sam)事件」が大きく扱われる模様。マンソン、ゾディアック事件、サムの息子事件が立て続いた1970年代について、フィンチャーは「(連続殺人が)蔓延していたとまでは言えないと思いますが、現在にはない雰囲気が確かにありました」と話している。

「変化があったと思います。サムの息子事件が起きた時のことを覚えていますよ。70年代の中頃にベイエリア(サンフランシスコ)を離れて、両親とオレゴン州に引っ越したんです。300マイル北に行くと、誰もゾディアック事件(サンフランシスコで発生)のことを話していなかった。決してベイエリアに限ったことではなかったんですが、外では誰も気にかけていなかったんです。それからサムの息子事件が起こり、ニューズウィークやタイム誌の表紙に載りました。夕食の時に、家族でサムの息子事件について話したことがありましたよ。ゾディアック事件について話したことなんてなかったんですが。」

またチャールズ・マンソンといえば、クエンティン・タランティーノがシャロン・テート事件を扱う『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』も2019年8月30日に公開される(米国公開は7月26日)。意図してか偶然か同時期のリリースとなるが、さらなる偶然は、『ワンス~』と「マインドハンター」で同じ俳優がマンソンを演じていることだ。両作でマンソンを演じるデイモン・ヘリマンは、「マインドハンター」の出演が決まったのちに『ワンス~』のオファーを受けたのだという。両方を観れば、作品や時代背景への理解がそれぞれ深まるだろう。

なおフィンチャー監督によれば、シーズン2には『ジェシー・ジェームズの暗殺』(2007)『ジャッキー・コーガン』(2012)のアンドリュー・ドミニク監督も参加しているという。さらに重厚なドラマが展開されることに期待したい。

Netflixオリジナルシリーズ「マインドハンター」シーズン2は2019年8月16日(金)全世界独占配信。シーズン1は配信中
配信ページ:https://www.netflix.com/title/80114855

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Sources: The Treatment, IW, Netflix

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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