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『ミッション:インポッシブル』キャスト&声優まとめ ─ トム・クルーズ人気スパイアクション第1弾、ジャン・レノら豪華キャストが集結

『ミッション:インポッシブル』
© Paramount Pictures 写真:ゼータイメージ

トム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ『ミッション:インポッシブル』。1966年から1973年までアメリカで放送された人気ドラマ「スパイ大作戦」を基に、トム演じるIMFエージェント、イーサン・ハントが世界を股にかけた達成不可能な任務に挑んでいく。

その始まりは1996年。第1作ではトムのほかにも、『レオン』(1994)ジャン・レノや『イングリッシュ・ペイシェント』(1996)でアカデミー賞にノミネートされたクリスティン・スコット・トーマス、トムとは青春映画『アウトサイダー』(1983)で共演したエミリオ・エステベスなど、豪華俳優陣が名を連ねているのも見どころだ。

また、あるキャストは、シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル8(仮題)』で再登場も果たす見込み。本記事では、『ミッション:インポッシブル』(1996)の出演キャストと吹き替え声優陣の経歴や出演作をご紹介。作品への理解を深める一助として、ご活用いただきたい。

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トム・クルーズ(イーサン・ハント役)

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©︎THE RIVER

1962年、アメリカ・ニューヨーク出身。映画デビューは『エンドレス・ラブ』(1981)。『トップガン』(1986)で世界的知名度を獲得。その後、『レインマン』(1988)や『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)など話題作に立て続けに出演した。『ミッション:インポッシブル』でアクション俳優としての地位をさらに固める。ほか、『ラスト サムライ』(2003)『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)『トップガン マーヴェリック』(2022)など代表作は数多。今後は、『ミッション:インポッシブル8(仮題)』や『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015)アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督との新作などを控える。

吹替版声優 森川智之

トム・クルーズの専属声優として知られる。ほかユアン・マクレガーやアダム・サンドラー、キアヌ・リーブス、ブレンダン・フレイザー、ジュード・ロウ、オーウェン・ウィルソン、マーティン・フリーマン、コリン・ファレルなどの吹き替えを主に担当。アニメ作品としては、「クレヨンしんちゃん」野原ひろし(2代目)をはじめ、「蒼き伝説シュート!」神谷篤司役、「地獄先生ぬ〜べ〜」玉藻京介役、「遊☆戯☆王」城之内克也役、「犬夜叉」奈落役、「Devil May Cry」ダンテ役、「戦国BASARA」片倉小十郎役、「キングダム」李牧役など数多くの大役を演じている。

ジョン・ヴォイト(ジム・フェルプス役)

Jon Voight
Photo by Movieguide https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jon_Voight_(50091052848).jpg

1938年、米ニューヨーク出身。大学時代より舞台役者として活動を始める。1978年、 ハル・アシュビー監督作『帰郷』でアカデミー賞主演男優賞を受賞。ハリウッドでのキャリアは50年を超え、『ナショナル・トレジャー』シリーズや『エネミー・オブ・アメリカ』(1998)『パール・ハーバー』(2001)などで知られる。現役を貫いており、最新作はフランシス・フォード・コッポラ監督の『メガロポリス(原題)』。アンジェリーナ・ジョリーの父親としても知られる。

吹替版声優 小林勝彦

太映出身の俳優、声優。『俺たちは狂ってない』(1958)でデビューを飾る。『海軍兵学校物語 あゝ江田島』(1959)や『忍びの者』シリーズなど、俳優としての出演作は数多。声優としては、『スター・ウォーズ』シリーズのパルパティーン役/イアン・マクダーミドの吹き替え担当として知られた。2005年、68歳で死去。

エマニュエル・べアール(クレア役)

Emmanuelle Béart
Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Emmanuelle_B%C3%A9art-5695.jpg?uselang=ja

1963年、フランス出身。1976年にフランス映画『Demain les mômes』で映画デビュー。名匠ロバート・アルトマン監督との出会いを機に、ハリウッドとの繋がりを得る。『ミッション:インポッシブル』のヒロイン役を射止め、国際的知名度を獲得。その後は『彼女たちの時間』(2001)や『8人の女たち』(2002)などフランス映画への出演が多い。直近では、フランスのドラマ「Syndrome E(原題)」(2022)に出演した。

吹替版声優 渡辺美佐

「ONE PIECE」のビビ役や「釣りバカ日誌 」浜崎みち子役などで知られる。洋画ではキャメロン・ディアスやグウィネス・パルトローの吹き替え声優を務めることが多い。舞台役者、ナレーターとしても活躍中。

ヘンリー・ツェニー(ユージーン・キトリッジ役) 

Henry Czerny
Photo by Jesse Grant
https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Henry_Czerny#/media/File:CFC_In_LA_2012_26_(6962382951).jpg

1959年、カナダ出身。1986年、ドラマ「The Edison Twins(原題)」で役者デビュー。その後、ドラマやテレビ映画への出演を重ねたのち、『ミッション:インポッブル』で初の大作出演を飾る。以降の主な出演作は「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-2021)や『レディ・オア・ノット』(2019)『スクリーム6』(2023)など。2023年には『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で約27年ぶりにキトリッジ役を再演し、話題となった。続くシリーズ第8作にも出演の見込み。

吹替版声優 江原正士

実写作品の吹き替えでは、ウィル・スミスやビル・マーレイ、アンディ・ガルシア、ウェズリー・スナイプス、ロビン・ウィリアムズ、トム・ハンクスら、錚々たる俳優たちを担当。アニメ作品では、「幽☆遊☆白書」黄泉役、「NARUTO -ナルト-」マイト・ガイなどで知られる。

ジャン・レノ(クリーガー役)

Jean Reno
Photo by David Shankbone https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Jean_Reno#/media/File:Zofia_Borucka_Jean_Reno_Shankbone_2010_NYC.jpg

1948年、モロッコ出身。リュック・ベッソン監督作『グラン・ブルー』(1988)と『レオン』(1994)で国際的知名度を獲得。その後は『フレンチ・キス』(1995)や『ミッション:インポッシブル』、『RONIN』(1998)など、フランスとハリウッドでの二拠点で活動を続ける。ほか主な出演作は『ピンクパンサー』シリーズや『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020)など。トヨタ自動車のCMでドラえもん役を演じるなど、日本でも高い知名度を誇る。待機作はアンディー・サーキス主演のロマンス映画『The Man Who Saved Paris(原題)』やニコール・キッドマン主演のエロティックスリラー『Babygirl(原題)』など。

吹替版声優 佐々木勝彦

1960年代、俳優としてのキャリアをスタート。東宝版『ゴジラ』シリーズへの出演で知られる。1990年代になり、声優としの活動を本格的に開始。ウィリアム・ハートやリーアム・ニーソン、ロバート・デ・ニーロ、アレック・ボールドウィンの吹き替え声優を多く務める。

ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル役)

Ving Rhames
Photo by Chris Yarzab https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ving_Rhames_2010_(4710601891).jpg

1959年、米ニューヨーク出身。ジュリアード音楽院で演技を学び、1984年にブロードウェイデビュー。複数のドラマ作品を経て、クエンティン・タランティーノによる『パルプ・フィクション』(1994)で注目を集める。『ミッション:インポッシブル』第1作以来すべての作品でベテランエージェントのルーサー役として登場。ほかには、『コン・エアー』(1997)『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)『ピラニア3D』(2010)などに出演している。最新作は、日本では2024年8月16日公開のアニメ映画『ねこのガーフィールド』。『ミッション:インポッシブル』シリーズ第8作への出演も控える。

吹替版声優 宝亀克寿

吹替としては、ロン・パールマン、ヴィング・レイムス、カルロ・ロタ、クリフトン・ジェームズ、ジョン・リス=デイヴィス、バート・レイノルズなど数多くの俳優陣を担当してきた。直近では、『ブラック・ウィドウ』(2021)ドレイコフ役のレイ・ウィンストンや『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)発掘屋サラー役ジョン・リス=デイヴィスの吹き替えを担当した。アニメの体表作は、「ONE PIECE」ゲッコー・モリア&ジンベエ、「バビロン」野丸龍一郎など。

クリスティン・スコット・トーマス(サラ・デイヴィス役) 

Kristin Scott Thomas
Photo by Maximilian Buhn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Kristin_Scott_Thomas_Press_Conference_The_Party_Berlinale_2017_01_(cropped).jpg

1960年、イギリス出身。1986年、プリンスが監督・主演を務めた『プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン』で映画デビューを飾るも、ラジー賞にノミネートされる憂き目にあう。しかし、『フォー・ウェディング』(1994)や『イングリッシュ・ペイシェント』(1996)で実力派としての才を発揮し、後者ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。ほか主な出演作は『ミッション:インポッシブル』や『モンタナの風に抱かれて』(1996)『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)など。待機作としてデイジー・リドリー主演『Women in the Castle(原題)』やルパート・エヴェレット監督・主演作『Lost and Found in Paris(原題)』を控える。

吹替版声優 佐藤しのぶ

『エンド・オブ』シリーズで国防長官を演じるメリッサ・レオや『ハリー・ポッター』シリーズのナルシッサ・マルフォイ役ヘレン・マックロリーの吹き替え声優として知られる。直近では『猿の惑星/キングダム』(2024)でノアの母・ダー役の吹き替えを務めた。舞台役者としても知られ、劇団昴に所属する。

ヴァネッサ・レッドグレイブ(マックス役)

Vanessa Redgrave
Photo by Raph_PH https://commons.wikimedia.org/wiki/File:VanRedgrveRoseKng090219-8_(46997100212).jpg

1937年、イギリス出身。俳優一家に生まれ、21歳の時に父マイケル・レッドグレイブが主演を務める映画『Behind the Mask(原題)』(1958)で映画デビューを果たす。1977年、 フレッド・ジンネマン監督作『ジュリア』でアカデミー助演女優賞を受賞した。ほか主な出演作は『わが命つきるとも』(1966)『ディープ・インパクト』(1998)『つぐない』(2007)『リヴァプール、最後の恋』(2017)『ファインディング・ユー あなたに逢えてよかった』(2021)など。

吹替版声優 沢田敏子

『007』シリーズのジュディ・デンチをはじめ、フェイ・ダナウェイ、シャーロット・ランプリングらの作品の吹き替えを務めたことで知られる。ほかアンジェリカ・ヒューストンやジュリー・アンドリュースの吹替も担当してきた。アニメでは、「アルプスの少女ハイジ」ナレーションや『眠れる森の美女』(1959)マレフィセント役などで有名。 JR上野駅の自動放送の声を担当したことから「上野おばさん」の愛称で親しまれている。

インゲボルガ・ダクネイト(ハンナ役)

Ingeborga Dapkūnaitė
Photo by Aleksandr Veprev https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%D0%98%D0%BD%D0%B3%D0%B5%D0%B1%D0%BE%D1%80%D0%B3%D0%B5_%D0%94%D0%B0%D0%BF%D0%BA%D1%83%D0%BD%D0%B0%D0%B9%D1%82%D0%B5_2016.jpg

1963年、ソビエト連邦時代のリトアニア出身。キャリア初期は国内やロシア、フランス製作の作品に出演する。1996年、『ミッション:インポッシブル』への参加を機に、ブラット・ピット主演『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(1997)や『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(2000)などのハリウッド映画に出演する。直近ではロシアのドラマ「Unprincipled(英題)」などに出演し、今後はリトアニア・フィンランド合作のドラマ「A Wolf’s Palate(原題)」を控える。

吹替版声優 内川藍維

洋画では『ジンジャー スナップス』(2000)や「刑事ナッシュ・ブリッジス」(1996-2001)などに参加。ほか『ディープ・フィアー』(1999)や『ミッション:インポッシブル』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)などにも吹き替え声優として出演している。アニメ作品では「とっとこハム太郎」かぶるくん役や「カウボーイビバップ」ミュリエル役などで知られる。

エミリオ・エステベス(ジャック役)

Emilio Estevez
Photo by Sam https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Emilio_Estevez_and_Martin_Sheen.jpg

1962年、米ニューヨーク出身。父親は俳優のマーティン・シーン。1980〜90年代の青春映画への出演を重ね、『ブレックファスト・クラブ』(1985)や『ヤングガン』『飛べないアヒル』シリーズなどで主演を務めた。『アウトサイダー』(1983)ではトム・クルーズと共演を果たし、親交を深める。トムとは『ミッション:インポッシブル』で再共演を果たした。キャリアの初期から監督としても活躍しており、これまでに『メン・アット・ワーク』(1990)『ボビー』(2006)『星の旅人たち』(2010)『パブリック 図書館の奇跡』(2018)などを手がけた。

吹替版声優 佐久田修

子役として活動をスタート。特撮ドラマ「星雲仮面マシンマン」の主演・高瀬健役などで知られた。声優としては、『アンタッチャブル』(1987)アンディ・ガルシアや『スター・トレック』(1979)チェコフ役のウォルター・ケーニッヒ、『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)ジャレッド・レトらの吹き替えを担当した。2000年、62歳で死去。

ロルフ・サクソン(ウィリアム・ダンロー役 )

1955年、米バージニア州出身。1983年、『影の私刑』で劇場映画デビュー。その後、『1984』(1984)や「Capital City(原題)」(1989-1990)など、ドラマや映画でキャリアを積んだのち、『ミッション:インポッシブル』で大作出演を果たす。ほか主な出演作は『黄金のアデーレ 名画の帰還』(2015)や『August Falls(原題)』(2017)など。『ミッション:インポッシブル』シリーズ第8作への出演も控える。

吹替版声優 大川透

大学時代に劇団に所属し始め、舞台俳優としてキャリアをスタート。1990年代より声優業にも進出し、「鋼の錬金術師」ロイ・マスタング役の声で知られる。洋画吹き替えでは、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『モービウス』(2022)のモービウス役マイケル・キートンを担当。ほかジェイソン・ベイトマンの吹き替えも多く務める。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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