トム・クルーズ代表作『ミッション : インポッシブル』シリーズ全作、詳細あらすじ総復習!

ファンに20年以上も愛されてきたスパイアクションシリーズ『ミッション : インポッシブル』は、2018年の7月27日に6作目が公開予定となっています。

主演のトム・クルーズも1996年の一作目から比べると20歳も歳をとりましたが、新作に向けて依然とアクショントレーニングを行っているようです。トムは米Varietyで、『ミッション : インポッシブル6(仮題)』について

「前作より、もっと派手なセットやスタントが増えるだけでなく、ストーリーも非常にエンターテイニングで素晴らしいものとなるよ」

と言及しています。

『ミッション:インポッシブル6』の期待も高まりますが、実は今までのシリーズを全て観た事がない、もしくは一作もまだ観ていないという方もいるのではないでしょうか?

前作どころか、一作も知らない……そんなあなたに贈る、シリーズ総集編!

ミッション・インポッシブル総復習

©THE RIVER

過去5作が公開されている人気の『ミッション:インポッシブル』シリーズ、実はまだ一度も観たことがない、または何作か観た覚えがあるけれど、どんな内容だったか思い出せない…。そんな方のために、『ミッション : インポッシブル』シリーズ途中参戦をPOSSIBLE(可能)に変える、全作あらすじ総集編をご紹介します。

【注意】

この記事には、『ミッション:インポッシブル』各映画のネタバレが含まれています。

記念すべき一作目!『ミッション : インポッシブル』(1996)

もともと今シリーズは1966年より放送されていたテレビシリーズ『スパイ大作戦(ミッション : インポッシブル)』のリメイクであり、劇中に登場するIMFリーダー、ジム・フェルプスというキャラクターもTVシリーズで登場しています。

CIAの特殊作戦部、IMF(Impossible Mission Force)は極秘スパイ部隊。ある日、CIAから「CIA諜報員のリスト(NOCリスト)を盗んだ者とその買い手を捕らえろ」という指令が、IMFのリーダー、ジム・フェルプスに下されます。主人公イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFのメンバーはプラハでミッションを遂行していましたが、任務内容が敵に筒抜けでイーサン以外のIMFメンバーは殺されてしまいます。生存した彼はCIAの上司ユージーン・キトリッジから、元々この作戦はIMF内にいる内通者をあぶり出すものだった事を知らされ、唯一生き残った自分がその内通者だと疑われるイーサン。

亡きメンバーから受け取っていたガム型爆弾を使ってその場を逃げ出し、アジトに戻ったイーサンの前に、死んだはずのメンバーの一人クレア(エマニュエル・べアール)が姿を現します。彼女を疑いながらも、共に真の内通者を暴くため、NOCリストの買い手である武器商人マックスと接触。彼女と「全世界のNOCリストと内通者を交換する」という取引を持ちかけたイーサンは、新たに元CIAのタフガイ、クリーガー(ジャン・レノ)と凄腕の天才ハッカーであるルーサー(ヴィング・レイムス)を仲間に加え、NOCリストを入手するべくCIA本部に侵入します。

NOCリストがあるのは、世界一警備が施された一室。床に雫一滴でも落ちればセンサーが反応し、アウトとなる状況でハントは天井からワイヤーを使って部屋に侵入し、リストを入手します。このシーンこそまさに、『ミッション : インポッシブル』において非常にアイコニックなシーンとなっています。

イーサンにリストを盗まれたキトリッジは、彼の母親と叔父を人質にとりました。イーサンは逆探知をさせて自分の居場所を知らせるべく、キトリッジと電話をします。しかし、通話後のイーサンの目の前に現れたのは、なんと死んだ筈だった上司のジムだったのです。

ジムは自分が例の内通者に撃たれて川に飛び込んだと彼に話し、その裏切り者がキトリッジである事をイーサンに伝えます。記憶能力が優れているイーサンは、プラハでの出来事を思い出しながら、彼が嘘をついている事に気づきます。ジムこそが裏切り者の内通者であり、ジムの妻クレアとクリーガーが共にイーサンのチームを壊滅させたのです。

イーサンは武器商人マックスとロンドン発パリ行の列車内で、リストと内通者を交換する予定でした。動き出す車内の貨物車両にはクレアが潜んでおり、ジムと合流します。しかしそれは得意の変装で化けたイーサンでした。ジムは外でクリーガーの操縦するヘリコプターへと逃れます。しかし、イーサンの例のガム型爆弾によってヘリコプターは木っ端微塵に。

キトリッジはマックスを逮捕し、イーサンの母と叔父は解放され、ハッカーのルーサーはCIAに復帰する事になります。しかし、今回の一件でスパイでいる事に嫌悪感を抱いたイーサンは、IMFを離れたのでした。

イーサン・ハントが再びミッションに!『M:I-2(ミッション:インポッシブル)』(2000)

さて、IMFを離れていたイーサンの元に舞い込んだ新たなミッション。それは、「元IMFメンバーのアンブローズ(ダグレイ・スコット)から、感染後20時間で治癒が不可能になり死に至るバイオウィルス“キメラ”とその治療薬“ベレロフォン”を奪還する」というものでした。

早速イーサンはアンブローズの元恋人である盗みのプロ、ナイア(タンディ・ニュートン)、そして前回共に仕事をしたハッカーのルーサーに協力を求めます。ナイアはアンブローズの持つ未練を利用し、彼に近づき潜入します。アンブローズが彼女を信用しきる中、イーサンはナイアに恋心を抱いているため内心穏やかではありません。

しかし、ナイアが解毒剤のデータを盗み出した際、彼女の裏切りがアンブローズにバレてしまいます。イーサンはウィルスを根絶すべく製薬会社バラサイトに侵入しますが、そこではアンブローズがナイアを人質にとって待ち構えていたのです。元IMFとしてイーサンを熟知しているアンブローズに苦戦する彼を救うべく、ナイアは自身にウィルスを注射してアンブローズの気を惹きます。

アンブローズはナイアを、より莫大な被害をもたらす感染源として、シドニーに連れて行き放置します。イーサンは愛しい彼女とシドニーの人々、いや世界を救うためにアンブローズのアジトに潜り込み、解毒剤を入手します。急いでナイアの元へ向かおうとする最中、彼女は絶壁の上で身を投げようとしていました。自分が命を絶てば、ウィルスを人に感染させないで済むと考えたからです。しかし、彼女はヘリで駆けつけたルーサーによって救われ、イーサンの元に連れていかれます。

治療薬を手に入れてアジトを脱出したイーサンをアンブローズ一味が追いかけ、激しいバイクレースが繰り広げられます。そしてついに部下を一掃し、アンブローズとの一騎打ちを経て無事勝利したイーサンは、ナイアと人類を救う事に成功したのでした。

妻の命を救え!『M:I-3(ミッション:インポッシブル3)』(2006)

現役を引退し、IMFの教官として活動するイーサン。ジュリア(ミシェル・モナハン)という婚約者もいて、素性を隠した普通の生活を送っていました。しかし、ある日自分の教え子リンジーがミッション遂行中に消息を絶ってしまった事を知らされます。彼女のミッションは、要注意人物であるブラックマーケットの極悪商人オーウェン・デイヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の調査でした。教え子を救うべく、渋々前線に戻ったイーサン。リンジーを無事救出しましたが、なんとデイヴィアンによって頭に爆弾が仕込まれており、彼女は命を落としてしまいます。

IMFに戻ると、今回のミッションで教え子を救えなかっただけでなく、デイヴィアンを捕らえる事すらできなかったイーサンを、ブラッセル局長は詰問します。その後、イーサン宛に亡くなったリンジーから謎の絵はがきが届き、IMFの事務メンバーであるベンジー(サイモン・ペグ)に調査を依頼。するとそこにはマイクロドットという磁気データが隠されていました。彼女は命を落とす前、イーサンにだけ重要な極秘事項を伝えようとしていたのです。

さて、このデイヴィアンが「ラビットフット」と呼ばれるものを手に入れようとしている事が、ベンジーの調べによってわかります。イーサンは彼に「局長にはその事を言うな」と口止めし、単独でイタリア・ローマに向かいデイヴィアンを捕らえるミッションに移ります。出発の前にジュリアと結婚をしたイーサン、そして彼のチームメンバーであるルーサー、ゼーン(マギー・Q)、デクラン(ジョナサン・リース=マイヤーズ)の4名はローマでのミッションに成功し、デイヴィアンを捕獲。ところが、輸送中に襲撃に遭いデイヴィアンを逃がすどころか、ジュリアを誘拐されてしまいます。

デイヴィアンはジュリアの命と引き換えに、「ラビットフット」の資料を48時間以内に手に入れて持ってこいとイーサンを脅迫。しかし、そんな彼をIMFが拘束します。ブラッセル局長が、リンジーがイーサンにだけ残した情報を知りたがっていたからです。そんな中、局内のイーサンの上司マスグレイブが彼の脱出を手助けします。マスグレイブ曰く、なんとブラッセル局長はデイヴィアンと繋がっているIMFの裏切り者だったのです。

マスグレイブから渡された、上海にあるアパートの住所に向かうイーサンは、そこでチームメンバーと合流し、デイヴィアンに言われた通り「ラビットフット」の設計図を手に入れます。早速受け渡し場所に向かったイーサンは拉致され、拘束されてしまいます。しかし、そこでなんとマスグレイブこそが真の裏切り者であった事が判明。イーサンはその場から脱出し、ベンジーの助けを借りながらジュリアが囚われている建物へ向かいます。そこにはデイヴィアンが待ち受けており、拘束時にイーサンに仕込んだ爆弾を起動させるのです。

酷い頭痛に襲われながらも、デイヴィアンとの死闘に勝利したイーサン。妻ジュリアも彼を擁護し、マスグレイブは彼女に撃たれて死にます。無事、「ラビットフット」とジュリアを奪還したイーサンはIMFに戻り、仲間に祝福されながら、妻の手をとって元の生活に戻っていくのでした。

シリーズ内最もコメディなキャラ、ベンジーが現場に参入!『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(’11)

人気スパイシリーズ第4作目。ブダペストでコードネーム「コバルト」という人物の持つ秘密ファイルを奪うべく、IMFエージェントのトレヴァーは彼を追っていました。簡単だと思われたミッションでしたが、ファイルを奪う事に成功した彼は殺し屋のモロー(レア・セドゥ)に殺害され、ファイルも奪われてしまいます。

このミッションに参加していた、トレヴァー(ジョシュ・ホロウェイ)の恋人でもあるジェーン(ポーラ・パットン)、そして現場エージェントに昇格したベンジーは、優秀なエージェントであるイーサンの協力を仰ぐために、ロシア・モスクアの刑務所から彼、そして情報屋のボグダンを脱獄させます。

イーサンは「コバルト」の正体を探るためにジェーンとベンジーと共に、厳重な警備下にあるロシアのクレムリンに潜入。しかし、何者かによって資料は先に奪われ、彼らによる爆破テロに巻き込まれてしまいます。イーサンは病院に搬送され、爆破テロの犯人だと疑われます。なんとか病院を脱出したイーサンは、IMF長官と分析官ブラント(ジェレミー・レナー)と合流。そこで、ロシア政府が今回の爆破テロをアメリカによるものだと信じているため、合衆国大統領が非合法の秘密作戦への関与を全面的に否定する「ゴースト・プロトコル」を発動した事を知ります。

その時、イーサンらはロシア諜報員率いる部隊の銃撃を受け、長官は死亡。イーサンはブラントとその場を脱出し、ジェーン、ベンジーと合流。クレムリン爆破の犯人がカート・ヘンドリクスという男であり、彼が「コバルト」であることが判明します。カートはクレムリンから核兵器発射制御装置を盗み、モローがトレヴァーから奪ったファイルにはそれを起動する暗号が記されていたのです。

モローがカートにファイルを受け渡す場所がドバイにある高層ビルだと知ったチームは、そのビルに潜入。ジェーンがモローになりすまし、イーサンとブラントがカートの部下に成り済まして互いに接触します。しかし、替え玉作戦は見抜かれ失敗。逃げようとするモローを、ジェーンが殺害し、イーサンはカートらを逃がしてしまいます。

その後イーサンは刑務所で知り合った情報屋から、カートがインド・ムンバイに向かった事を聞きます。カートはムンバイから、ロシアの原子力潜水艦の核ミサイルをアメリカに発射しようとしていたのです。それを阻止しようと奮闘したチームでしたが、ミサイルは発射されてしまいます。イーサンはカートとの死闘の末、彼に打ち勝ち制御装置を作動させる事に成功。ミサイルはただの鉄の塊となってサンフランシスコの川に落ちます。

この事で爆破テロ犯の疑いが晴れたイーサンは、また新たなミッションに向かうのでした。

シリーズ最高のアクションが圧巻!『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(’15)

シリーズ第5作目。冒頭でイーサンは神経ガスが大量に積まれた飛行機に飛び乗り、空輸を阻止しようとします。イーサンが離陸する飛行機にしがみつくシーンは、トム・クルーズがノー・スタントで挑んだ必見の名シーンです。

さて、イーサンは先述のミッションの際、各国の元エリート諜報員が秘密裏に結成したスパイ組織「シンジケート」の存在を確信。しかし、シンジケートの情報を収集している最中に、彼らに誘拐されてしまいます。一方、前作から登場したブラント分析官は上院委員会に出席。CIA長官のアランは、前作のロシアでの不祥事を受けてIMFの解散を要求。IMFは解体されCIAへ吸収される事が決まるのです。

シンジケートに囚われたイーサンは謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)の手助けによって、脱出に成功。ブラントに報告をするも、IMF解散の旨を聞いてから単独で行動するようになります。CIAはイーサンを捉えるべく潜伏先であるハバナのアパートに向かうも、そこで見つかったのは彼が調べたシンジケートに関する資料だけでした。

CIA所属となったベンジーは、オペラ会場に潜むシンジケートのリーダー、ソロモン・レーンの捜索に。イーサンは、不審な男と謎の美女イルサがオーストリア首相暗殺を企てている動きを察知。イルサを捕らえたイーサンは彼女の持つ機密文書の入ったUSBから、とあるデジタル金庫の図面を確認。イルサはシンジケートを破壊したいのなら自分を解放しろ、とイーサンに訴え、彼は彼女を放免します。

シンジケートのメンバーがモロッコにいる事を知ったイーサンとベンジーの二人は、モロッコ・カサブランカに向かい、そこでイルサと合流します。彼女はシンジケートに潜入するイギリスのスパイ組織「MI6」所属のダブルスパイだったのです。そしてイーサンが追っていた謎の男がシンジケートのリーダー、ソロモン・レーンである事を知るのです。

一方ブラントは、CIA長官アランが今件の責任を全てイーサンに押しつけ、彼とベンジーを殺害しようとしている事を知り、ルーサーに協力を求めていました。ルーサーは手がかりをつかみ、ブラントと共にカサブランカに向かってイーサンのチームに加わります。

さて、デジタル金庫の中に入っていたものはシンジケートを暴く証拠でした。しかし、金庫に入るにはいくつかの難所をクリアし、最終的に水中にあるハッチで認証データをすりかえる必要がありました。イーサンは水中に潜り、ベンジーは金庫からデータを盗み出すことに成功するのですが、データはイルサに奪われてしまいます。実はベンジー、この時にデータのコピーを取っていたのでした。

イルサはMI6の長官アトリーに接触後、再びシンジケートに潜入。しかし、長官によってデータは消去されてしまいます。なんと、このアトリー長官こそ、シンジケートの発案者であったのです。

イーサンとベンジーはデータを確認しようとしますが、ロックを確認するにはイギリス首相の生態認証が必要でした。しかも、ベンジーはシンジケートに人質に取られてしまい、ロック解除済みのデータとの引き渡しがレーンから提示されます。イーサンは無事ロック解除に成功。その中身は口座の番号と大金のデータだったのです。内容を記憶した彼はデータを破壊し、レーンとの取引場に向かいます。そこには時限爆弾を胸に巻かれたベンジーがいました。イーサンは彼を殺せば自分の記憶したデータを受け渡さないと言い、ベンジーを解放させます。

その後、イルサとイーサンはシンジケートとの銃撃戦の末、逃亡に成功。イーサンを筆頭としたチームはレーンを捕らえることに成功し、この一件のおかげでシンジケートは壊滅、IMFは解体を免れ、アラン長官が新たなIMFの長官に就任したのでした。

『ミッション : インポッシブル』シリーズ、トム・クルーズのアクションは絶対見逃せない!

『ミッション : インポッシブル』シリーズの肝であり核となっているのは、スリリングな展開はもちろんのこと、何と言ってもトム・クルーズのアクション。年齢を重ねながらも、ほぼスタントを起用せず、毎回スケールの大きな撮影に体当たりで挑戦する彼の勇姿は、映像で改めて見ておくべきでしょう。

新作『ミッション:インポッシブル6(仮題)』は2018年7月27日アメリカで公開予定。イーサン・ハントの次なるミッションとは?イーサンの妻ジュリアが3作目ぶりに再登場する事も米DEADLINEにて報じられ、期待が高まる一方です。

(文:ANAIS)

About the author

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

THE RIVER 公式iPhoneアプリ


こちらの記事もオススメ

JOIN THE DISCUSSION

※承認されたコメントのみ掲載されます。