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【ロック様、熱唱】ディズニー映画『モアナと伝説の海』よりミュージカル映像が公開

2017年3月10日、日本で公開する最新のディズニーのアニメーション映画『モアナと伝説の海』から本編映像のミュージカルクリップが公開されました。

ロック様ことドウェイン・ジョンソン演じるマウイがミュージカル曲”You’re Welcome”(どういたしまして)を熱唱しています。
この歌は、高く青い空があるのも、暖かく夜を照らす火があるのも、太陽が照る時間が長いのも、海から吹く心地よい風があるのも、そもそもみんなが住む島が存在するのもすべて、おれ(マウイ)のおかげなんだ、といった歌詞の内容です。
さすがロック様、アニメになっても言うことのスケールが違う。

楽しそうに飛びわ回り、気持ちよさそうに歌うマウイと、そんな彼に若干引き気味なモアナのテンションのギャップが笑えますし、マウイの意志で動くタトゥーもゴツくてイカツいのに、可愛くデフォルメされてちょこちょこ動くので、入れ墨だらけの裸の男という気があまりしなく、抵抗なく見られます。

近年のディズニーのCGアニメーションは宣伝として、「アナ雪」の「レットイットゴー」や『ズートピア』の「トライ・エブリシング」などに見られるように、”歌”を武器にマーケティングを展開しています。
「レットイットゴー」はどんな言語のバージョンであってもすぐに口ずさめる歌のキャッチーさ、「トライ・エブリシング」は本国はシャキーラ、日本ではドリーム・アミが歌うという話題性で宣伝効果が出ていました。
「モアナ」もこのやり方に則ってマーケティング展開をしていますが、この”You’re Welcome”はトロピカルな雰囲気の心地の良い曲ではあるものの、すぐに口ずさめるほどポップでキャッチーとまでは言えない曲なので、マウイを演じるロック様のカリスマに頼っています。しかし、日本では悲しいかなロック様が大スターという認識は一般にはないので、日本での宣伝の際は吹き替えを演じる声優のカリスマ性、力量にかかっていると思われます。

そもそも『モアナと伝説の海』ってどんな映画?という方はこちらの記事で予告編のほぼ全訳を書いているのでこちらもご覧ください。

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Nao C.V.Nao Goto

パンクロックと映画が好きです。ストレートエッジになりたいのに、ストーナーフィルムに憧れています。ヴィーガンです。スタンドアップコメディアンもやってます。

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