「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」配信スタート、モンスター大暴れの本編映像が公開

来年生誕70周年を迎えるゴジラ待望の初ドラマ、Apple TV+オリジナル「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」が配信開始となった。本編映像が公開されている。
到着した映像は、若き日のリー・ショー(ワイアット・ラッセル)が、ある研究をしているケイコ(山本真理)とビル(アンダーズ・ホーム)とともに、廃墟に入り込むシーン。そこにはオレンジ色の薄い膜の卵がいくつも産みつけられ、中には幼虫らしきモンスターたちが眠っている。

今にも動き出してその薄い膜を破って出てきそうな不気味な雰囲気を漂わせている卵の群れだが、ケイコはサンプルを採取するため卵の1つに近づく。しかし、突然地面がひび割れ、建物も崩れ始める。その衝撃でモンスターたちが一斉に孵化。手に汗握るシーンとなっている。
ゴジラとタイタンの壮絶な戦いによってサンフランシスコが破壊され、モンスターが実在するという衝撃の事実が発覚。世界中で“ゴジラ避難経路”といった案内標識も当たり前となった2015年。ケイト(アンナ・サワイ)は、亡き父ヒロシが残した日本のあるアパートの鍵だけを手掛かりに日本にやってくる。父が突然姿を消した謎を解き明かすため、アパートの鍵を開けてみると、そこには父のもう1人の妻と、その息子ケンタロウ(渡部蓮)が暮らしていた。

すぐに立ち去るケイトだったが、その直後“ゴジラ警報”が鳴り出し、知らない東京の街中で避難しなくてはいけなくなる。ケンタロウに助けられ、一緒に避難所に逃げ込んだケイトに、ケンタロウは「見せたいものがある」と父親の仕事場である事務所に連れて行く。なんの変哲もない事務所の壁に隠し金庫を見つけた2人は、その中からあるマークの入ったカバンを発見。それはサンフランシスコでケイトが見た、「モナーク」という組織のものだった。
「モナーク」とは、モンスター・ヴァースでは欠かせない秘密組織。1999年、科学者の芹沢(渡辺謙)が恐竜のような化石を発見し、地球の放射線を食べて生きるモンスターの存在が知られる。そのモンスターが地球の核からエネルギーを吸収し始めたのを機に、モンスター“ゴジラ”を発見し研究するため、各国が共同で設立したのが秘密組織「モナーク」である。

突然姿を消したケイトらの父と「モナーク」の関係、そして彼ら家族の隠された過去とは。その謎の手がかり、父親の事務所から見つかった古い写真や手紙から、ある施設に拘留されたリー・ショー大佐(カート・ラッセル)へと彼らは導かれる。
日本の新宿などで撮影を行い、日本人キャストも多く出演している本作。「ワンダヴィジョン」(2021)のマット・シャックマンが監督兼エグゼクティブプロデューサーを務めるほか、純粋なゴジラのファンであるスタッフらが集結。ゴジラの聖地である日本への多大なリスペクトが込められたストーリー展開と高クオリティで魅せるモンスターらの迫力に注目だ。
出演者には、カート・ラッセルとワイアット・ラッセル親子、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)のアンナ・サワイ、『ザ・フラッシュ』(2023)のカーシー・クレモンズ、新進気鋭の注目の若手俳優渡部蓮、Netflix映画『ケイト』(2021)の山本真理、『マイ・インターン』(2015)のアンダーズ・ホームら多彩なキャストが勢ぞろいした。
「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」はApple TV+で第1&2話が配信中。最終回の2024年1月12日まで毎週金曜日に新エピソードが配信される。
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