『ゴジラvsコング』に続くモンスター・ヴァースも「安泰だ」「ワクワクする話が動いている」と脚本家

コロナ禍にあって希望的なヒットを記録した『ゴジラvsコング』(2021)では、2大怪獣大激突がダイナミックに描かれた。『GODZILLA ゴジラ』(2014)『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)のゴジラ、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)のコングが直接対決するとあってファンを興奮させたが、モンスター・ヴァース(モンスターバース)はこれで終わらない。
既に製作レジェンダリー・ピクチャーズはシリーズの新たなる「1作、あるいはそれ以上」のため企画に着手しているといい、その案として『Son of Kong』の仮題が伝えられている。その名からしてコング側の物語になりそうだが、ここにはゴジラの東宝とレジェンダリーの契約がひとまず『ゴジラvsコング』をもって終了する、という裏事情もある。
となるとモンスター・ヴァースは、ゴジラ無きまま進んでいくのだろうか?王が不在となれば寂しさは拭えないが、『ゴジラvsコング』脚本のマックス・ボレンスタインは心配いらないのだと話している。
「ワクワクするような話が動いているのを聞いているんですが、ここでは言えません。すごくうまくやっているし、僕にもちゃんと考えがある。携わることができて、いつも興奮していますよ。安泰だと思うし、『ゴジラvsコング』が成功したこともあって、きっと新しくて、面白い次回作がやってくるでしょう。」
ボレンスタインは米ScreenRantに、「公式に言えることは何も無いんですが」と断りながら、「実際に『ゴジラvsコング』はうまくいったんですし、観客の反応も良かった」と満足を語っている。なお、『Son og Kong』には現在『ゴジラvsコング』のアダム・ウィンガード監督が就任交渉中にあるとされる。ボレンスタインはじめ製作陣もモンスター・ヴァースの継続を望んでおり、それはもちろんファンが願うところでもある。
次回作がどう動くのか、現時点で確たるものはないようだが、ボレンスタインも「うまくやっている」「安泰だ」と話している。ここは大船に……大獣に乗ったつもりで続報を待つとしよう。
Source:ScreenRant