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【ネタバレ】『モービウス』監督の発言、とんでもない予告をしている可能性 ─ スパイダーマン新章への伏線か?さらなる謎が明らかに

モービウス
(C)2022 CTMG. (C) & TM 2022 MARVEL. All Rights Reserved.

この記事には、『モービウス』のネタバレが含まれています。

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別のスパイダーマン 存在の可能性

『モービウス』のエンドクレジット・シーンでは、夜空に現れた「時空の裂け目」からバルチャー/エイドリアン・トゥームスが出現。『スパイダーマン:ホームカミング』のヴィランだったトゥームスは、どうやらMCU世界からこのソニー・ユニバースに転送されてきたようだ。

どこから回収したのかは不明だが、『ホームカミング』時の飛行スーツやギアを身に纏ったトゥームスは、モービウスと突如合流。スパイダーマンに用があると伝える。今後、トゥームスとモービウスが手を組んで、スパイダーマンを討伐に行くことを示唆するエンディングとなった。

しかし、この描写だけでは納得できない点が多い。決定的なのは、「そもそもこの世界にスパイダーマンはいないのでは?」ということだ。トゥームスが復讐したいであろうトム・ホランド版スパイダーマンはMCU世界にいるままである。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のラストの魔術によって、トゥームスがスパイダーマンの正体を忘却していたとしても、別世界でスパイダーマンを探し出そうとする展開は妙だ。

これに重大なヒントを与える発言が、ダニエル・エスピノーサ監督の口から飛び出している。米Uproxxのインタビューで、監督はこんなことを話しているのだ。

「この世界にはスパイダーマンは存在する。すべてのマーベル・タイムラインそれぞれにスパイダーマンはいるんです。崇敬される表象(totem)として。マーベル・ユニバースでは、それぞれのユニバースにスパイダーマンがいないと機能しないのです。彼こそが基礎的な存在。コミックではそういう風になっています。」

監督は、あくまでもコミックではそういう設定だよね、とのフォローは入れているものの、『モービウス』や『ヴェノム』のユニバースに、別のスパイダーマンが存在することを示唆している。今後、米ソニーは『スパイダーマン』関連ヴィランを集めた悪のチーム「シニスター・シックス」企画を進めるとの見方が濃厚だが、実現の際には、トム・ホランド版とは別のスパイダーマンとの決闘になる可能性があるということだ。

言われてみれば、だ。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)でヴェノム/エディ・ブロックはスパイダーマンの存在と素顔を認識したが、彼らも忘却の魔法にかかったはず。であれば、これから別世界のスパイダーマンに出会ったとしても、「お前があのスパイダーマンか」と襲いかかることができる。

つまり、新スパイダーマンがまた登場するかもしれないということである。考えられるのは、既にアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』やゲーム『Marvel’s Spider-Man』シリーズでたっぷり紹介済みのアフリカ系スパイダーマン、マイルズ・モラレス。『ノー・ウェイ・ホーム』劇中でも、エレクトロが「黒人のスパイダーマンがいてもいい」と発言して伏線はバッチリなうえ、エスピノーサ監督も「今後ある時点でマイルズ・モラレスがMCUに登場するだろう」との見解を示している。

ところで米Uproxxのインタビュワーは、「劇中でモービウスがスパイダーマンに恨みを持つような描写はありませんでしたよね」とツッコミを入れている。これを受けて監督は「その通りですね」とアッサリ。実は監督、予告編のみにあった「ライミ版スパイダーマンの壁画」は、ソニー側に勝手に入れられたものだとの主張もしていることから、エンドクレジットの展開もソニー主導で進められていたものと推察される。

「マルチバース」は、いわば諸刃の剣。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では緻密に計算されたバランスで機能したが、この設定をうまく運べるかは、米ソニーの手腕にかかっていると言えるだろう。“大いなる責任”というやつである。

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Source:Uproxx

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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