Menu
(0)

Search

『モービウス』予告編公開 ─ スパイダーマンとリンクする新ユニバース始動、ジャレッド・レト主演

モービウス
(C)& TM 2020 MARVEL

米ソニー・ピクチャーズ製作、『スパイダーマン』シリーズの新作映画『Morbius(原題)』が、邦題『モービウス』として2020年に日本公開されることが決定。このたび初めての予告映像もあわせて到着した。

本作は『ヴェノム』(2018)に続く、ピーター・パーカー/スパイダーマンの宿敵を主人公とする単独映画の第2弾。主演は『スーサイド・スクワッド』(2016)『ブレードランナー 2049』(2017)のジャレッド・レトが務める。まずは未知なる新キャラクターの姿をチェックしてほしい。

天才的な頭脳を持つドクター、マイケル・モービウスは、幼い頃から治療の術がない血液の難病を患っていた。類まれなる才能に恵まれ、ノーベル賞という名誉を手にしたモービウスは、ドクターとして多くの命を救いながらも、己の病を治す方法だけを見つけられずにいた。「君が小さい頃から、私は君に学んできた。君にはいつだって才能がある。病を治す方法があるとしたら、見つけるのは君だ」。

本来ならば数年前に死んでいるはずの大病だが、モービウスは今も生きていた。しかし時間だけが刻々と過ぎてゆき、忌々しい血液が命を蝕む。「これが最後のチャンスかもしれない」。彼が手を出したのは、コウモリの血清を使い、自らの身体を人体実験の材料にするという禁断の治療。その代償は、変貌していく自らの肉体だった。圧倒的な怪力とスピード、周囲の環境を感知する能力、そして血液を求める衝動。モービウスは手に入れた力に身を任せて“治療”を進めていく。

今回の予告編では、モービウスのオリジンを描くストーリーや、その能力の一端を見られるアクションシーンのほか、ジャレッド・レトによる“追い込まれた天才科学者”の造形も垣間見ることができる。そして注目すべきは、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)の展開を踏まえていると思しき「殺人者(MURDERER)」の落書きがなされたスパイダーマンのポスターが街頭に張り出されていること、そして映像の最後には『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の名優マイケル・キートンが登場することだ。

キートンは『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)でヴィランのエイドリアン・トゥームス/バルチャー役を演じており、同作の結末では刑務所に投獄されていた。そもそも、キートンが演じているのは『ホームカミング』と同じ役柄なのか。そうだとすれば、『モービウス』はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)と世界観を共有していることになる。しかし、これが別の役柄だとしたら……。ポスターに描かれたスパイダーマンのスーツが、トム・ホランド演じるMCU版スパイダーマンとは異なるデザインであるところも気にかかるところ。なお、プレスリリースには「『モービウス』で、新たなユニバースが始動する」と記されている。

モービウス
(C)& TM 2020 MARVEL

コミックに登場するモービウスはスパイダーマンの宿敵であり、米コミックス倫理委員会がコミックにおけるヴァンパイアの登場を長らく規制していたのち、1971年に「アメイジング・スパイダーマン」で初登場した。本作で実写デビューを果たすモービウスの物語は、『ヴェノム』のようなダークヒーロー路線に転じるか、それとも哀しき悪の道を突き進むことになるのか。

出演者はジャレッド・レトのほか、『6アンダーグラウンド』(2019)「グッド・オーメンズ」(2019)のアドリア・アルホナ、「ドクター・フー」11代目ドクター役の(2010-2014)を演じたマット・スミス、「マッドメン」(2009-2012)「チェルノブイリ」(2019)のジャレッド・ハリス、『ワイルド・スピード』シリーズのタイリーズ・ギブソンら。監督は『ライフ』(2017)のダニエル・エスピノーサ、脚本は『キング・オブ・エジプト』(2016)『パワーレンジャー』(2017)のマット・サザマ&バーク・シャープレスが執筆した。

映画『モービウス』は2020年ロードショー(米国公開日:7月31日)

あわせて読みたい

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly