『モータルコンバット』実写版の続編が進行中か ─ プロデューサーの意味深な投稿から話題に

2021年4月に米国で劇場公開、HBO Maxで配信されるや記録的な動員数・視聴数を記録した実写映画版『モータルコンバット』。2ヶ月ほど遅れて公開された日本でも大きな話題を呼んだ本作には、シリーズ化を望む声が相次いで絶えない。
『モータルコンバット』は社会現象を巻き起こし、世界で最も売れた格闘ゲームシリーズのひとつでありながら、“フェイタリティ”という敗れた相手を惨殺する残虐の演出などを理由に日本では現在未発売となっている。実写版では、地球で選ばれた最強の戦士たちが、血沸き肉躍る戦い“モータルコンバット”にチャレンジして、魔界の刺客たちから世界を守る姿が描かれた。
360度展開の超絶アクションと、映画版ならではの演出満載で観客・視聴者を魅了した実写版。その続編企画については、過去に出演者や製作陣から何度か声があがっていた。2021年4月には、ジョー・タスリム(サブゼロ役)が、1作目が成功した場合には、さらに4つの作品に参加する契約を製作側と結んでいることを明かしていた。つまりこの時点で、ワーナー・ブラザースはシリーズを継続することに前向きだったというわけだ。同月には監督のサイモン・マッコイドもまた、1作目の現場で続編について話すことを禁じていたとしながら、脚本が良ければ監督続投に前向きな姿勢を示していたのである。
1作目の製作時に続編について口にすることは出来なかったようだが、共同脚本を務めたグレッグ・ルッソは、3部作として常に実写版を構想していたことを明かしていた。「1作目は大会前、2作目は大会中、3作目は大会後と考えていました」。2021年9月には、『モータルコンバット』ユニバースの新作が企画中と報じられるなど、シリーズ化への期待はさらに高まっているのだ。
もっとも、『モータルコンバット』新作企画が製作されることはいまだ公式発表されていない。そんな中、これまでにもスピンオフや、続編に意欲的な姿勢を示してきたプロデューサーのトッド・ガーナーがTwitterにて、「さて、仕事に戻りましょう」といった意味深な投稿をしている。『モータルコンバット』と明記されているわけではないが、プロフィール写真が本作からの画像であることから、ファンの間では続編製作を示唆する内容と予想されているわけだ。上述でも述べた通り、1作目は空前の大ヒットとなった。つまり、シリーズ化されても不思議ではない。果たして、実現なるか。
Now, back to work.
— Todd Garner (@Todd_Garner) December 1, 2021
▼『モータルコンバット』の記事
Source:CBR , Collider , Variety(1,2),