ヴィゴ・モーテンセン&コリン・ファレル&ジョエル・エドガートン、ロン・ハワード監督新作で共演 ─ タイ洞窟遭難事故の映画化

『アポロ13』(1995)『インフェルノ』(2016)などのロン・ハワード監督が、タイ北部で発生した洞窟遭難事故を題材にした映画『Thirteen Lives(原題)』を現在準備中だ。この度、『グリーンブック』(2018)ヴィゴ・モーテンセン、『ロブスター』(2015)コリン・ファレル、『キング』(2019)のジョエル・エドガートンらが本作に出演することが発表された。米Deadlineが報じている。
本作は、2018年6月23日の豪雨により継続的な浸水が続く洞窟に、2週間以上閉じ込められていた12名の地元少年サッカーチームのメンバーと、コーチ1名の救出劇を描く物語だ。脚本を務めるのは、『グラディエーター』(2000)『レ・ミゼラブル』(2012)のウィリアム・ニコルソン。製作にはロン・ハワードをはじめ、『ビューティフル・マインド』(2001)ブライアン・グレイザー、『メッセージ』(2016)カレン・ランダーらが名を連ねている。
出演者には上述の3名のほか、『別れの花』(2017)スコラワット・カナロット、「ザ・サーペント」(2021)ティラファット・サジャクル、『マキシマム クラッシュ』(2015)サハジャック・ブーンタナキット、『オンリー・ゴッド』(2013)ヴィタヤ・パンスリンガム&ノファンド・ブーニャイ、『バッド・ジーニアス』(2017)ティーラドン・スパパンピンヨー、『スノー・ロワイヤル』(2019)トム・ベイトマン、『シン・レッド・ライン』(1998)ポール・グリーソン、『ピッチブラック』(2000)ルイス・フィッツジェラルドが名を連ねている。それぞれの役柄については不明だ。
なおタイ洞窟の遭難事故を題材にした映画の企画は複数進行中だ。『クレイジー・リッチ!』(2017)ジョン・M・チュウとNetflixによる企画や、『フリーソロ』(2018)ジミー・チン&エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィによる映画化企画が存在する。ちなみに、同題材を基にした映画『THE CAVE サッカー少年救出までの18日間』が、2020年11月に日本で公開されている。
映画『Thirteen Lives(原題)』は、オーストラリアにて、2021年3月中に撮影開始予定だ。
Source: Deadline