日本公開中止の問題作『マザー!』TSUTAYAで先行レンタル決定 ─ 『ブラック・スワン』監督の衝撃作、「勇気ある人だけ乗ってくれれば」

『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督が描く驚愕のスリラー『マザー!(原題:mother!)』のBlu-ray&DVDが、発売に先駆け2018年3月23日(金)にTSUTAYA先行レンタルとしてリリースされることがわかった。

本作は 『ブラック・スワン』のような不穏な空気の作品で、アロノフスキー監督にしか作りえない驚愕のスリラーとして注目を集めていた。第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞にノミネートされ、その内容から上映時物議を醸し、喝采とブーイングが入り乱れていた。その後、予定されていた日本公開も中止になった問題作だ。

『世界にひとつのプレイブック』(2012)でアカデミー主演女優賞受賞のジェニファー・ローレンスと、『ノーカントリー』(2007)でアカデミー賞助演男優賞に輝いたハビエル・バルデムの2人が、不穏な家庭の夫婦役を怪演。他にも『アポロ13』(1995)のエド・ハリスとミシェル・ファイファーといった名優も脇を固める。
監督は多くを語らず、映画で描かれる様々な”不可解な事柄”は「何の予備知識も無く見てほしい」、賛否両論には「ローラーコースターみたいな映画だから、勇気がある人だけ乗ってくれれば」とコメントしている。本作で監督と主演のジェニファーが恋仲になるなど(のちに破局)、場外でも話題を呼んだ一作だ。

郊外の一軒家に妊婦の妻と夫が住んでいた。ある夜、家に不審な訪問者が訪れる。夫はその訪問者を拒むこともせず招き入れる。それをきっかけに、見知らぬ訪問者が次々と現れ様々なトラブルを起こす。それと共に豹変し始める夫。そんな夫と訪問者たちに不信感と恐怖を募らせていく…。

映画『マザー!』は、2018年3月23日(金)にTSUTAYA先行レンタル開始。Blu-ray&DVDは2018年04月25日(水)発売。