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『スパイダーマン』ネッド役ジェイコブ・バタロン、将来は大物ヴィランか?『Mr.ノボカイン』爆笑インタビュー

2025年6月20日より公開中のアクション・コメディ映画『Mr.ノボカイン』では、「ザ・ボーイズ」ヒューイ役でお馴染みのジャック・クエイド、『プレデター:ザ・プレイ』(2022)でブレイクのアンバー・ミッドサンダーに加え、『スパイダーマン』シリーズのネッド役として親しまれるジェイコブ・バタロン、そして名優ジャック・ニコルソンの息子であり、『SMILE/スマイル』(2022)での怪演も話題のレイ・ニコルソンが豪華共演。

『Mr.ノボカイン』の主人公はどこにでもいるようなごく普通のサラリーマン、通称Mr.ノボカインことネイサン・カイン。格闘技経験ゼロ、もちろん戦い方もわからない完全なるド素人だが、唯一の武器はどんな痛みも感じないという異常すぎる体質。強盗に人質として連れ去られた愛するを救うため、“痛みゼロ”の肉体ひとつで必死に食らいつく。

バタロンは主人公の友人として無痛バトルをサポートするロスコー役、そしてニコルソンは激ヤバサイコパスヴィランのサイモンを演じている。

Mr.ノボカイン
©2025 PARAMOUNT PICTURES.
Mr.ノボカイン
©2025 PARAMOUNT PICTURES.

THE RIVERでは、クエイド&ミッドサンダーへの単独インタビューに続き、バタロンとニコルソンともインタビューを実施。実はこの取材の前日、Instagramで婚約を発表したバタロン。おめでたいタイミングで応じてくれたインタビューでは、映画の悪役よりもさらにクレイジーな極悪アイデアも披露。彼こそが、未来の大物ヴィランかもしれない……?爆笑インタビューの様子はTHE RIVER公式YouTubeチャンネルでも公開している。

『Mr.ノボカイン』ジェイコブ・バタロン&レイ・ニコルソン インタビュー

──ジェイコブ、婚約おめでとうございます!今はどんなお気持ちですか?奥様は本作を見ましたか?

ジェイコブ・バタロン:ありがとうございます!はい、実は婚約しました。二週間前にこの映画を一緒に観たんですけど、彼女は観ていられなかったみたい(笑)

──ジェイコブ、前回日本にいらした時は、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』DVDのプロモーションでしたね。当時インタビューさせてもらった時に、いつかヴィランを演じてみたいと話していました。そして今、隣には本作で素晴らしいヴィランを演じたレイがいます。レイ、今作でのあなたはクレイジーで制御不能で最高でした。というわけで、「良いヴィランの演じ方」や、あの「邪悪なスマイル」の作り方について、ジェイコブにコツを教えるとしたら?

レイ・ニコルソン:(ジェイコブの肩に手をかけて)いいかい、ジェイコブ……。これだけは覚えておけ……。ヴィランというのはだな……。

ジェイコブ:なになに(爆笑)

レイ:冗談(笑)。正直言うと、ヴィランを演じるのは人生でも最高に楽しいことだと思います。なんというか、普段は礼儀としてやらなくちゃいけないことがいろいろあるでしょう?でもヴィランだったら、そういうの全部やらなくていいから。悪役は自由だし楽しい。最高です。でも、良い友人でもありたい。一応。僕はいい友達にもなれるからね。

ジェイコブ:(笑)そう、そうだよ。

──レイ、ジェイコブはすでにMCUに参加しています。演じてみたいマーベルのヒーローかヴィランはいますか?

レイ:そうですね、まずはどんな役があるかを見たいかな。僕は、次の仕事は最高の仕事だと信じている役者。だから、僕を求めてくれる仕事があるのなら、やりますよ。

──今度はスーパーヒーロー役の方が演じてみたい?それともヴィラン役?

レイ:どうでしょう。超人のキャラクターはまだ演じたことがないので、きっと楽しいでしょうね。でも、役者っていうのは楽しい仕事。良いキャラクターを演じることになったら、役作りも楽しいものになる。だから、なんであっても準備の過程も楽しみたいです。

──もしもお二人が本作で演じた役を交換するとしたら、どんなアプローチをしますか?

ジェイコブ:そうだなー、もし自分がヴィランだったら、もっと人を撃ちまくるかな。ウワハハハハ(笑)!開幕からシェリーを撃つ。ウワハハハハ!(笑)

レイ:やべっ、シェリー!って。それもいいかもな。ちくしょう!っつって。良い着眼点。

ジェイコブ:(爆笑)

レイ:もし僕が仲間の役を演じるなら、もうちょっと自分を控えめに見せてたかな。バイクはないけど……、身長は195cmあるし、原付乗ってるし、みたいな。全力ではいかなかったかも。

──ジェイコブ、本作ではジェイソン・モモアの名前がギャグで出てきます。彼とは、今製作中の新作映画『The Wrecking Crew(原題)』で共演していますね。もし『Mr.ノボカイン』に続編ができたら、モモアに出演を打診してくれない?

ジェイコブ:やだ!

──やだ?(笑)

ジェイコブ、レイ:(爆笑)

ジェイコブ:いやいや(笑)、ジェイソンは僕にとってお兄ちゃんみたいな存在で、僕が何を言っても真剣に聞いてもらえない(笑)

──ジェイコブ、友達のトム・ホランドとゼンデイヤが本作を観たら、なんて言うと思う?

ジェイコブ:何て言うだろう……。多分、「何やってんの?」って言われる(笑)。いや、きっと楽しんでもらえると思いますよ。二人のことは死ぬほど好きだし、僕がやることは全部応援してくれる。本作はとても楽しい映画だから、二人にも楽しんでもらえると思います。

──本作での経験が、『スパイダーマン4』(『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』)活かされそうですか?

ジェイコブ:わかりません。ワハハハハ!(笑)何か影響を与えることはないと思います。

──もう脚本は読みました?

ジェイコブ:わかりませ〜ん(笑)。

──はい、よくわかりました(笑)。レイ、本作ではクレイジーなアクションに挑んでいますね。どんな準備をされましたか?

レイ:たっぷり準備しましたよ。スタントコーディネーターと一緒に、一日3時間は訓練しました。すごく楽しかった。まるでダンスを学ぶ感じ。リハーサルの時にジャックといつもジョークを言っていたんだけど、僕は強いダンスパートナーって感じ。僕は手強いダンスパートナーだぞって。そうやってお互いに軽口を叩き合って、意思疎通してました。すごく楽しかったですね。

──今後は、もっと激しいアクションの役にも挑戦したい?

レイ:もちろん!正直、アクション映画に出るなんて思ってもみなかった。本作を終えてみて、すごく楽しかったし、特に本作は復讐劇というより、愛についての映画なんです。そのおかげで本作はとても明るくて楽しくて、いいエネルギーに包まれているんですよ。

──ネイサンは劇中で、とっても痛〜い出来事をたくさん経験します。お二人がこれまでの実生活で経験した“激痛エピソード”はありますか?

ジェイコブ:肩と鎖骨を肉離れして、そのままになっているんです。本当に治らないんです。

レイ:僕は手を骨折したこと。それから、足に大きな窪みがあるんです。バカだったから(笑)

ジェイコブ:(笑)

Mr.ノボカイン
©2025 PARAMOUNT PICTURES.

映画『Mr.ノボカイン』は大ヒット公開中。みんなが実生活で経験した「激痛エピソード」傑作集は以下より。読むだけで痛いエピソードの連発、最後まで読み切れる?

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Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から企画制作・執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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