Menu
(0)

Search

「ミズ・マーベル」主演俳優、アイアンマンとコンビを組めず悲しい ─「『アイアンマン』は出演が決まったときにも観た」

ミズ・マーベル
(C)2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ミズ・マーベル」のメインキャラクターであるカマラ・カーンは、アベンジャーズのメンバーであるキャプテン・マーベルに憧れを抱く高校生だ。演じる新人俳優のイマン・ヴェラーニもまたかなりのマーベルファンだというが、夢中となるきっかけとなったのは、『アイアンマン』(2008)にあるようだ。

ロバート・ダウニー・Jr.に夢中になったのが全ての始まりだったと思います」と、Marvel.comにて過去を振り返るイマン・ヴェラーニ。ロバート・ダウニー・Jr.は言わずもがな、MCUの最初の作品として主演を務め、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)までアイアンマンとしてユニバースを牽引した名優だ。「この映画は本当に最高なんです。ジョン・ファヴローも素晴らしい監督ですし。11歳か12歳の頃、マーベルへの想いが最高潮に達して、アイアンマンとこのキャラクターに関係するものに完全に夢中になりました」と、ヴェラーニはマーベル映画との出会いの作品を熱く語っている。

2008年公開の『アイアンマン』は、テロ組織に拉致され兵器の開発を強要された天才発明家、トニー・スタークがパワードスーツを開発し、アイアンマンとなってテロを撲滅するため死闘を繰り広げる物語。自社の兵器が悲劇を引き起こしたことによる罪の償いと世界平和をもたらすために、トニー・スタークがヒーローとして立ち上がっていく。その姿には大人だけでなく子どもにも強く響くテーマだろう。ヴェラーニにとってもまた、『アイアンマン』は自分にとって大切な作品のようだ。

「悲しいときも、気分が良いときも、この映画を観ています。だから、(『ミズ・マーベル』への)出演が決まって最初にしたことは、この映画を観ることでした。私の人生における大きな瞬間には、『アイアンマン』が必ず含まれています。『アイアンマン』は史上最高の映画というわけではないかもしれませんが、私にとっては本当に大切な作品なんですよ。」

『アイアンマン』をきっかけに映画だけなく、原作のマーベルコミックにもハマっていったというヴェラーニ。そこではミズ・マーベルがアベンジャーズとしてアイアンマンとコンビを組む展開があるのだが、それが映画では実現できないことに、ヴェラーニは悲しんでいる。言うまでもないが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』にてアイアンマンはサノスを倒すため自らの命を犠牲にした。MCUではトニー・スタークのアイアンマンはすでに存在しないのである。

現在、MCUではドラマ「アイアンハート(原題:Ironheart)」が進行中。同作の主人公は10代の天才発明家リリ・ウィリアムズであり、コミックシリーズ『インヴィンシブル・アイアンマン』では、“2代目アイアンマン”のポジションとなるキャラクターだ。この先のMCU作品で、ミズ・マーベルがトニー・スタークによるアイアンマンと共闘することは難しいかもしれないが、リリ・ウィリアムズとコンビを組むことは可能だろう。ふたりの今後に注目したい。

Source: Marvel.com

Writer

アバター画像
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly