『ライオン・キング』実写新作映画、2024年に米公開決定 ─ ムファサ&スカーの若き日を描く

ディズニーによる“超実写版”映画『ライオン・キング』(2019)の新作映画『ムファサ:ライオン・キング(原題:Mufasa: The Lion King)』の製作が正式に発表された。
2022年9月9日(米国時間)、ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2022」に監督のバリー・ジェンキンスが登壇。会場限定で初公開となる映像も上映されたという。
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前作の“超実写版”『ライオン・キング』は、1994年製作の同名傑作アニメーションをフル3DCGで蘇らせた話題作。監督は『ジャングル・ブック』(2016)「マンダロリアン」(2019-)のジョン・ファヴローが務め、全世界で大ヒットを記録した。
このたび発表された『ムファサ:ライオン・キング』は、既報の通り前作の前日譚となる物語。シンバの父親・ムファサと弟のスカーの若き日の成長に焦点を当てるストーリーで、声優陣には若きムファサ役に「地下鉄道~自由への旅路~」(2021)でジェンキンス監督とタッグを組んだアーロン・ピエール、同じく若き日のスカー役に『WAVES/ウェイブス』(2019)『シラノ』(2021)のケルヴィン・ハリソン・Jr.が新たに起用された。ティモンとプンバァ役のビリー・アイクナー&セス・ローゲン、ラフィキ役のジョン・カニは前作から続投する。
米国メディアによると、会場で上映された映像では、ラフィキが幼いライオンたちに「この場所で一頭のライオンが生まれた。気高い血筋をまったく引いていなかったそのライオンが、我々の生活を永遠に変えるのだ」と語りかける様子や、幼いムファサの成長が映し出されていたとのこと。正式な公開が待たれる。
既報によると、脚本は前作を執筆したジェフ・ナサンソン。音楽にはハンス・ジマー&ファレル・ウィリアムスが続投するほか、ニコラス・ブリテルが新たに参加する。
映画『ムファサ:ライオン・キング(原題:Mufasa: The Lion King)』は2024年に米国公開予定。
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Sources: The Hollywood Reporter, Variety