『IT/イット』監督、傑作SF小説『タイム・マシン』を映画化 ― レオナルド・ディカプリオ製作

映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)のアンディ・ムスキエティ監督が、作家H・G・ウェルズの傑作SF小説『タイム・マシン』を映画化することがわかった。米Deadlineなどが報じている。
『タイム・マシン』が映画化されるのは、1960年のジョージ・パル監督作品『タイム・マシン 80万年後の世界へ』、サイモン・ウェルズ監督作品『タイムマシン』(2002)に次いで今回が3度目。アンディは監督を務める方針で、『IT/イット』のプロデューサーであるバーバラ・ムスキエティと脚本のトリートメント(要約)を執筆しているという。
アンディ監督による『タイム・マシン』で製作総指揮を務めるのは、2002年版でも製作総指揮を担当したアーノルド・レイボヴィット。プロデューサーにはバーバラ・ムスキエティのほか、俳優のレオナルド・ディカプリオ、『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015)などのジェニファー・デヴィソンが名を連ねた。
なお本企画に携わっているのは、ワーナー・ブラザース、パラマウント・ピクチャーズ、製作会社Appian Wayの3社。このうちワーナーが企画を主導して創作面の舵取りを担っているという。
ちなみにアンディ監督は、『IT/イット』の続編映画『It: Chapter Two(原題)』の撮影を終了したばかり。人気漫画『進撃の巨人』のハリウッド実写映画版にも監督として起用されるなど、今後のハリウッドでさらなる活躍が期待される。
Source: Deadline