ジェイソン・ステイサム新作、2026年8月US公開決定 ─ 元特殊部隊のステイサム、殺人容疑で逃亡しながら真犯人追う

『ワイルド・スピード』『エクスペンダブルズ』シリーズなどのジェイソン・ステイサム主演で、米国リリースが延期となっていた最新作『Mutiny(原題)』が、2026年8月21日に米国公開されることが決定した。米Deadlineが報じている。
本作でステイサムが演じるのは、元特殊部隊で、ニューヨーク市警の元警官でもあるコール・リード役。今では私設警備員となったリードは、タイの実業家である友人ティブに雇われていたが、目の前でティブが殺され、殺人の疑いをかけられてしまう。リードは逃亡しながら真犯人を追うが、殺人の背景には恐るべき国際的陰謀が渦巻いていた──。
『Mutiny』は当初、2026年1月9日に米国公開予定だった。しかし、本作の配給を手がけるライオンズゲートが、ジェラルド・バトラー主演『グリーンランド―地球最後の2日間―』(2020)の続編映画『Greenland 2: Migration(原題)』を同日に米国公開すると急遽決定したため延期されていた。
リードの敵役となる悪の首謀者役で、『ヒトラーの忘れもの』(2015)のローランド・ムーラーが出演。そのほか、『マリグナント 狂暴な悪夢』(2021)のアナベル・ウォーリス、『コヴェナント/約束の救出』(2023)のジェイソン・ウォン、『スカイスクレイパー』(2018)、「ラスト・キングダム」のアルナス・フェダラヴィシャス、「PENNYWORTH/ペニーワース」のラモン・ティカラム、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(2018)のエイドリアン・レスターが名を連ねる。
監督を務めるのは、『ロスト・フライト』や(2023)『ブラッド・ファーザー』(2016)など、豪快なアクション描写に定評のあるフランス出身のジャン=フランソワ・リシェ。脚本は、『ロスト・フライト』でリシェと組んだJ・P・デイヴィスと、本作が脚本家デビューとなるリンゼイ・ミケルが手がける。
『Mutiny(原題)』は、2026年8月21日に米国公開予定。日本では松竹が配給を手がけるとされる。
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Source:Deadline