『マトリックス レザレクションズ』特別イラストが公開、『アニマトリックス』森本晃司&前田真宏による描き下ろし

全世界で空前の社会現象を巻き起こしたアクション超大作『マトリックス』の新章となる『マトリックス レザレクションズ』が本国アメリカでも遂に公開された。熱狂の渦が再び世界で広がる中、日本を代表する世界的クリエイター2名による描き下ろし特別イラストが到着した。
イラストを手掛けた1人は、『マトリックス』シリーズの短編オムニバス『アニマトリックス』で「セカンド・ルネッサンス パート1・パート2」のエピソードを担当した前田真宏。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021)の監督や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)のコンセプトアート&デザインでも知られる、アニメーション監督・アニメーターだ。
イラストには、ネオとトリニティーが互いに伸ばした手をしっかりと握り合う様子や、ついに手をつないだ2人が光に向かい駆けていく姿が描かれている。このほか、映画を象徴する“赤いピルと青いピル”を彷彿とさせる赤と青の配色や、黒猫、バッグス(ジェシカ・ヘンウィック)の腕に入っているウサギのタトゥー、浮かび上がる「レザレクションズ」の文字など、映画のキーとなるモチーフがふんだんに盛り込まれている。不穏さの中に希望も感じられるような、前田独特の視点で描かれたスペシャルなイラストが完成した。

もう1人のクリエイターは、『アニマトリックス』で「ビヨンド」を担当した森本晃司。大友克洋原作の劇場作品『MEMORIES -彼女の想いで-MAGNETIC ROSE』の監督でも知られている。森本が手掛けたイラストは、“青”を基調とし、トリニティーと思われるサングラス姿の女性の周りだけが赤く輝く印象的な仕上がりに。彼女が対峙しているのは、本作の新たな敵なのか。そして視線の先を“飛んでいる”人物は……?新章となる本作のストーリーや、トリニティーの活躍により期待が高まるイラストとなった。

前田と森本が参加した短編アニメオムニバス『アニマトリックス』は、映画『マトリックス』3部作が完結した2003年に、ラナ・ウォシャウスキーとリリー・ウォシャウスキーが日本人のクリエイターとコラボレーションして製作されたもの。人類が機械に支配されるまでの前日譚ストーリーのほか、渋谷を舞台にしたエピソードのように日本人にとって共感しやすい作品も揃っている。『マトリックス レザレクションズ』の予習にもピッタリな1作だ。
『マトリックス レザレクションズ』は全国公開中。
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