【ネタバレあり】『マトリックス レザレクションズ』ナイオビ役、毎日5時間のメイクに「良かった」と思う理由とは

この記事には、『マトリックス レザレクションズ』のネタバレが含まれています。
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ナイオビといえば、ザイオンの反乱軍のメンバーであり、ロゴス号の船長としてマシンとの最終決戦にも加わった人物。完結作『マトリックス レボリューションズ』(2003)から60年後が舞台となる『マトリックス レザレクションズ』では、その後も勃発した戦争によってザイオンは滅び、新たにアイオという街が作られたことが判明する。ナイオビは、ザイオンの復活から壊滅までを知る生き証人であるだけでなく、将軍として街を守る立場にあったのだ。
ポッドの中で生かされ続け、老化スピードが遅まっていたネオやトリニティーとは違い、ナイオビは老人の姿。そのためナイオビを再演するにあたり、ジェイダは補綴物(ほてつぶつ)を用いた特殊メイクを行う必要があった。舞台裏での苦労について、ジェイダは「すごい経験でした。塗り終えるまでに毎日5時間かけていました」と米Gamesradar+に明かしている。その一方で、思わぬメリットもあったようで……。
「そのままの姿で1日中座らなければいけませんでした。当時は“なんてことなの”と思いました。でも良かったこともあって、新しいナイオビに浸ることができたんです。」
『マトリックス』シリーズでは、救世主と言われていたネオを信じ、その信頼の証としてロゴス号を譲りまでもしたナイオビだが、『レザレクションズ』での彼女には思想の変化を感じることができる。ジェシカ・ヘンウィック演じるバッグスのように向こう見ずだったナイオビの姿はもうなく、むしろネオとトリニティーを救出しようとするバッグスを叱責。さらには、ネオのことを「信じたことはなかった」とまで口にしている。
こうしたナイオビの変化を演技に落とし込むべく、ジェイダは特殊メイク姿で待っていた撮影の合間の時間さえも有効活用していたということだ。ネオやトリニティーに比べて登場頻度は多くなかったナイオビだったが、ジェイダの徹底的な役作りもあり、現実世界の苦境を象徴する役どころとなった。
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Source: Gamesradar+