ジョージ・ハリスンの「My Sweet Lord」50年の時を経てMV化 ─ マーク・ハミル、タイカ・ワイティティら豪華出演

ザ・ビートルズのメンバーで、ソロとしても数多くのヒット曲やアルバムをリリースしたジョージ・ハリスンが、1970年にリリースした「My Sweet Lord」。この曲が、50年以上の時を経てミュージックビデオ化され、マーク・ハミル、タイカ・ワイティティらをはじめとする豪華スターが出演している。
7分12秒というミュージックビデオとしては長編となる「My Sweet Lord」は、『みんなのしらないセンダック』(2009)のランス・バングスが監督を務め、ハリスンの息子であるダーニ・ハリスン、デヴィッド・ゾンシンがプロデュースに加わっている。
ビデオでは、俳優のフレッド・アーミセンとヴァネッサ・ベイヤー演じる「目に見えない物を探す形而上学的な特別捜査官」が、マーク・ハミルふんする上司らしき人物に懐中電灯と最新スキャナーを手渡され、「何か」を探すミッションに送り出される。
町へ出た捜査官2人はデバイスを手に、ジョージ・ハリスンの映像がスクリーンに映し出されている映画館や図書館、劇場を探し回り、数々の豪華スターと遭遇。リンゴ・スター、ダレン・クリス、ジョン・ハム、ロザンナ・アークエット、アル・ヤンコビック、ジョー・ウォルシュ、レジー・ワッツ、タイカ・ワイティティ、パットン・オズワルド、ルパート・フレンド、ジョージ・ハリスンの妻オリヴィアとダーニも登場し、映画・ドラマ・音楽界を代表する錚々たるメンバーが姿を見せている。
ミュージックビデオの終盤では、「何か」を探し回ったものの、結局見つけることができなかった捜査官2人が車に戻り、映画館で上映されていた作品について語り合う展開に。ベイヤーの「何が上映されていたの?」との質問に、アーミセンが「スクリーンを見なかったから分からない」と答えてラジオのスイッチをひねると、ハリスンの曲「My Sweet Lord」が流れてくるというラストで締めくくられている。
なお、この曲は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)でも使用されている。主人公スター・ロード/ピーター・クイルが実父エゴの惑星に向かう途中、宇宙船内でお馴染みのウォークマンで聴いている一曲だ。
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Source:Deadline