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『デッドプール2』監督、「地球で一番危険なレース」ダカール・ラリー初の女性優勝者を描く伝記映画をプロデュース

デヴィッド・リーチ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/42888891645/

『デッドプール2』(2017)『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)監督のデヴィッド・リーチが、ドイツ人女性ドライバーのユタ・クラインシュミットを描いた伝記映画のプロデュースを手掛けることがわかった。米Varietyが報じている。

タイトル未定の本作は、クラインシュミットの自伝本『My Victory at Dakar(原題)』に基づいた映画化となる。BMWに務めていたクラインシュミットは、1988年に初めてダカール・ラリーに二輪で出場した。その後、1994年に四輪に転向して、1997年にダカール・ラリーでステージ優勝。2001年には女性として史上初の総合優勝に輝いた、モータースポーツ界のレジェンドだ。

「ダカール・ラリー」とは、1978年から毎年1月に開催されている“地球で最も危険な”モータースポーツ競技大会。約10,000キロの距離を砂漠からジャングル、山岳地帯まであらゆる自然環境の中を走破して競い合っていく。元々は「パリ-ダカール・ラリー」と呼ばれており、フランス・パリからセネガル・ダカールを2週間かけて目指していたが、アフリカの情勢変化に伴い、2009年から南米で行われることに。その後、2020年にはサウジアラビアで実施されている。

脚本を執筆するのは、ドラマ「グッドガールズ: 崖っぷちの女たち」(2018-)のグレタ・ハイネマン。プロデュースにはデヴィッド・リーチのほか、ユタ・クラインシュミット自身、『アトミック・ブロンド』(2017)『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などでリーチとタッグを組んでいるケリー・マコーミックらが参加。製作はアンブリン・エンターテインメント。出演者および製作時期については不明だ。

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Source: Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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