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実写版『NARUTO -ナルト-』シリーズ&スピンオフ化なるか?「無限の可能性を秘めている」と製作スタジオ有望視

Image by Vinson Tan ( 楊 祖 武 ) from Pixabay

現在ハリウッドでは『ONE PIECE』に続き、日本を代表する漫画『NARUTO -ナルト-』(2021)の実写映画版が進行中。つい先日にはマーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』を手がけたデスティン・ダニエル・クレットンの監督就任が発表されるなど、本格的に企画が前進している。

『NARUTO -ナルト-』といえば、1999年から2014年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された長寿漫画。アニメでは『NARUTO -ナルト-』と『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の2部構成で14年間にわたって展開された。主人公のうずまきナルトのほか劇中では老若男女、多彩なキャラクターが登場することから、実写版でもシリーズ化・スピンオフ化を果たす未来があるかもしれない。

製作・配給を担当する米ライオンズゲートも、実写版『NARUTO -ナルト-』に大きな期待を寄せているようだ。米Comicbook.comによれば、同スタジオはラスベガスで開催された映画イベントCinema Con 2024で、『NARUTO -ナルト-』が「将来のチャプターに無限の可能性を与えてくれる」シリーズであるとの旨を発表したという。

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ファンご存じのとおり、『NARUTO -ナルト-』は映画1作で収まりきるようなボリュームの物語ではない。原作通りの完結を目指すのであれば、シリーズ化は必須となる。また原作では、ナルト以外のキャラクターに焦点を当てた外伝も豊富に存在しており、スピンオフ作品への需要もあるだろう。

また、2014年の『NARUTO -ナルト-』連載終了から2年後にはナルトの息子に焦点を当てた続編『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』もスタート。現在も物語は進行中で、実写版でも『NARUTO -ナルト-』完結後に『BORUTO-ボルト-』へ進むことが可能だ。

実写化にあたりベンチマークとなってくるのは、同じく長寿シリーズの『ONE PIECE』だろう。Netflixのドラマシリーズとして製作されている同作のシーズン1では、原作1巻から12巻にあたる「東の海(イーストブルー)」が全8話で展開。製作陣は全12シーズンでの完結を構想しているという。ドラマと映画で形式は異なるものの、少なくとも脚色やシリーズ展開の方法には見習える部分が大いにありそうだ。

「ONE PIECE」では原作者の尾田栄一郎が製作として名を連ね、キャスティングにも携わった。『NARUTO -ナルト-』生みの親である岸本斉史は、クレットンの監督就任時にコメントを発表していたが、製作に関与するかどうかは現時点で不明。岸本の関与次第で、シリーズ展開の方向性も大きく変わってくることになるだろう。

Source:Comicbook.com

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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