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『NARUTO -ナルト-』ハリウッド実写映画化、脚本家が決定

Image by Vinson Tan ( 楊 祖 武 ) from Pixabay

日本が誇る大ヒットシリーズ『NARUTO -ナルト-』ハリウッド実写映画化企画が、改めて動き出したようだ。脚本家が決定したことを米Varietyが伝えている。

『NARUTO』の実写化企画のニュースは2015年まで遡る。製作は米ライオンズゲートで、後に『グレイテスト・ショーマン』(2017)をヒットさせるマイケル・グレイシーが監督を起用し、プロデューサーには『スパイダーマン』シリーズの立役者アヴィ・アラッドが加わるとされた。その後、長きにわたって進捗は届けられず、実写化の話題はすっかり忘れ去られていた。

ところがVarietyはこの度、「2023年注目の脚本家10人」をまとめた特集記事の中で、ターシャ・ヒューオ(Tasha Huo)が次作として『NARUTO』の長編実写化の脚本を務めると記した。ヒューオは『レッドソニア』のリメイク映画や、トゥームレイダーのアニメ作品『Tomb Raider: The Legend of Lara Croft』といったIP作品を手がける気鋭だ。

この記事で『NARUTO』については、引き続きライオンズゲートが製作を行うこと以外は触れられておらず、2015年に伝えられていたグレイシー監督やアヴィ・アラッドが今も関与しているのかは不明だ。アラッドと言えば、任天堂と共同で『ゼルダの伝説』実写映画化を主導すると伝えられたばかりである。

『NARUTO』映画化が最初に伝えられた2015年以来、いわゆる「ハリウッド実写化」への評価は様変わりした。当時はまだ『DRAGONBALL EVOLUTION』(2009)の印象が引きずられていたが、2023年のNetflix実写版「ONE PIECE」は潮流を変えた作品と言えるだろう。『NARUTO』も『ONE PIECE』と人気を二分する世界的人気コンテンツ。ライオンズゲートは、ドラマ「ONE PIECE」のヒットに触発されて、『NARUTO』企画に再着手したのかもしれない。

ドラマ「ONE PIECE」は原作キャラクターの設定を反映した国際的なキャスティングがなされた。果たして『NARUTO』では、一体どのような俳優がナルトやサスケ、サクラやカカシたちを演じるのだろう。

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Source:Variety

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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