『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ネビュラ、1作目で退場予定だった ― 今後『インフィニティ・ウォー』ほか4作品に登場へ

セーフ? これ、ネビュラはセーフってことなの?
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのキャラクター、サノスの娘でガモーラの妹のネビュラは、今後マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の4作品に登場することになりそうだ(2018年4月3日時点)。演じるカレン・ギランが明かしている。
ということは、すなわち『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の激闘をネビュラは生き延びるとみていいのか……?
「『ガーディアンズ』1作目で退場するはずだった」
ネビュラ役が大作映画への初出演となったカレン・ギランは、『ザ・サークル』(2017)や『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(4月6日公開)など、今後のさらなる活躍が嘱望されるハリウッド随一の注目女優だ。MCU史上最大の“お祭り”となる『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』への登場は、さらなる躍進のきっかけとなるかもしれない。

米ScreenRantのインタビューに登場したカレンは、MCUへの参加について完全なる“予想外”があったことを語っている。
「このキャラクターがこんなことになるなんて知りませんでしたよ。出演契約した時、撮影は8日間だと思っていました。私は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』1作目(2014)で死ぬはずだったんです。それが3本になり、さらに3本決まって……ヘンな話ですよね。」
すなわちカレン演じるネビュラは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)を経て、今後は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』、そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(仮題)』、さらにもう1作品に登場するのだろう。詳細は不明だが、本格的な出番はむしろこれからだと思っていいのかもしれない。
むろん、ネビュラが今後重要な役どころになってもまったく不思議ではない。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の原案コミック『インフィニティ・ガントレット』(小学館集英社プロダクション刊)で、ネビュラはある重要な役割を担っているのだ。
「役の勉強で『インフィニティ・ガントレット』を読むのは面白かったですね。マーベル・コミックの世界で、彼女には最高の瞬間が描かれてるんです。これをもとにして長編映画を2本作るんだとわかって、すごく興奮しましたよ。ネビュラにはとってもクールな場面があるんですから。」
ただしMCU作品において、原案となったコミックの展開が必ずしも踏襲されるとは限らない。実際、ハルク役のマーク・ラファロとブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマンは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の内容が『インフィニティ・ガントレット』とは異なることを示唆している。
ScreenRantによるカレンへのインタビューは、『アベンジャーズ』第4作の撮影終了後に行われたとみられるが、さて、ネビュラに良い出番は用意されているのだろうか。なんとなく油断できないのは、「出番はあと4本ある」と思わせておいて、あっさり退場してしまう未来もありえなくはなさそうなところだが……。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。
なお、カレン・ギランの出演する『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は2018年4月6日に全国公開される。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html
Source: SR
写真:ゼータ イメージ