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Netflix「ルーク・ケイジ」シーズン2で終了が決定 ─ 「アイアン・フィスト」に続いて

Marvel ルーク・ケイジ
David Lee/Netflix

Netflixドラマ「Marvel ルーク・ケイジ」が、現在配信中のシーズン2をもって終了することがわかった。Deadlineなどが伝えた。

ちょうど1週間前には、「Marvel アイアン・フィスト」の終了が伝えられたばかり。同シリーズからは、最新作として「Marvel デアデビル」シーズン3が2018年10月19日に配信開始となったところだが、立て続けの終了の裏にあるものとは。

Marvel ルーク・ケイジ

「ルーク・ケイジ」は、ニューヨーク・ハーレムの黒人社会を舞台に、鋼のように頑丈な皮膚と怪力を持つルーク・ケイジが犯罪や汚職と戦うドラマを描く。音楽や製作にはヒップホップ・シーンの重要人物を多数起用し、シーズン2の第1話では『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのルーシー・リューが監督を手がけたことも話題を呼んだ。主演のマイク・コルターも次期シーズン3出演の契約を締結しており、既に脚本製作も進められているとの報道もあっただけに、驚きの終了通告となった。

Deadlineが伝えるところによれば、終了の理由は「昔ながらの創作上の相違」がひとつ、そして「関係者がディールに至らなかった」ためだという。シーズン3はもともと全13話の構成で予定されていたものの、2018年9月にはNetflixとマーベルの間にて全10話に変更したいという契約の見直しが発生した。そのため、同月中は脚本製作が1週間休止していた時期があったという。これが混乱を招き、「創作上の相違」が生じたということだ。全10話に見直されたシーズン3の前半部分の草案がMarvelとNetflixに届けられたのは、今週(2018年10月15日週)に入ってのこと。しかし、関係幹部らがこの内容に納得しなかったという。

なぜNetflixは、人気シリーズである「ルーク・ケイジ」の打ち切りに踏み切ったのか。マーベルを有するディズニーが準備中とする独自のストリーミング・サービスの関係を疑いたくなるかもしれない。1週間先立って「アイアン・フィスト」の終了が伝えられた際、マーベル・テレビジョンとNetflixの共同声明には「Netflixのシリーズは終了しますが、不滅のアイアン・フィストはこれからも生き続けます」と記され、ドラマの米公式Twitterには「物語は決して終わっていない(The story is never over.)」との投稿がなされたことからも、今後はディズニー独自のストリーミング・サービスに引き継がれるのではないかという推測があった。連続的に「ルーク・ケイジ」の終了も伝えられたことから、この見立てはより強まったように思われる。しかし、米Varietyは新ストリーミング・サービスについて「『ルーク・ケイジ』などのシリーズには何の影響も与えない」と断じている。

一方Deadlineによれば、終了の舞台裏にはより生々しい理由が潜んでいる。Netflixのマーベル・ドラマは、(ロケ地のニューヨークから得られる税金控除を加味してもなお)ダントツにコストがかかるというのだ。「高額な制作費とあっては、マーベルのシリーズは視聴者数をもって投資を回収しなければならないというプレッシャーがあった」という。

「Marvel ルーク・ケイジ」は、現在Netflixで配信中のシーズン1~2でひとまず見納めとなる。終了が悔しくて汚い言葉を口にしてしまった?罰金箱をどうぞ。

Netflixオリジナルシリーズ「Marvel ルーク・ケイジ」独占配信中

Source:Deadline,Variety

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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