ロバート・パティンソン版『バットマン』は3部作構想 ─ ベン・アフレック版は継承せず、米報道

ワーナー・ブラザース/DCコミックス製作、バットマンの新たな単独映画『ザ・バットマン(邦題未定、原題:The Batman)』について新たな情報が入っている。
『猿の惑星:新世紀』(2014)『猿の惑星:聖戦記』(2017)のマット・リーヴス監督が脚本・製作も兼任する『ザ・バットマン』は、ブルース・ウェイン/バットマンの若き日を描くストーリーとなり、主演俳優には『トワイライト』シリーズや『グッド・タイム』(2017)のロバート・パティンソンが正式に決定したと伝えられている。
米Deadlineによれば、リーヴス監督による新『バットマン』は3部作構想とのこと。ワーナーとパティンソンは3部作の出演契約を結ぶとみられているが、すでに締結済みだという契約が、ひとまず『ザ・バットマン』に限られたものか、3部作すべてを含むものかはわかっていない。
また報道によると、やはり『ザ・バットマン』は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)『ジャスティス・リーグ』(2017)のベン・アフレック版バットマンを継承するものではないとのこと。アフレック版の前日譚という形式ではない以上、従来のDC映画ユニバースから独立した内容となっている可能性は非常に高いだろう。気になるのは、ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』(2019年10月4日公開)と世界観を共有しているのかどうかという点だが……。
2019年6月3日現在、ワーナー/DCは、パティンソンをはじめとする出演者など作品の詳細を正式に発表していない。Deadlineは「まもなく告知される」としているが、正確な時期は不明だ。2019年7月に控えているサンディエゴ・コミコンは絶好の機会になりそうだが、果たして?
映画『ザ・バットマン(邦題未定、原題:The Batman)』は2021年6月25日に米国公開予定。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ブルーレイ&DVDは発売中。
Sources: Deadline, Variety