【レポート】シュワちゃんのiPhoneケースが『コマンドー』 ─ 『ターミネーター:ニュー・フェイト』ジャパンプレミア全文

1984年に誕生した大ヒットシリーズ『ターミネーター』の最新作、『ターミネーター:ニュー・フェイト』が2019年11月8日(金)にいよいよ日本公開となる。
待望の日本公開に先がけて、11月6日(水)には超豪華キャストがジャパンプレミアに登場。アーノルド・シュワルツェネッガー、映画のプロモーションとしては初来日のリンダ・ハミルトン、最新型ターミネーター・REV-9役のガブリエル・ルナ、女性戦士グレース役のマッケンジー・デイヴィス、ダニー・ラモス役のラテン系新鋭女優ナタリア・レイエス、そしてティム・ミラー監督が続々と姿を現し、日本のファンとたっぷり時間をかけて触れ合った。(記事最後に写真ギャラリーあり。)

個別写真撮影の場面では、リンダ・ハミルトンが目元をぬぐいながら登場。現場スタッフによると、レッドカーペットに参加したファンの中に彼女の大ファンがおり、話すうちに感極まって涙が溢れてしまったのだという。

シュワルツェネッガーもレッドカーペットを大いに楽しみ、スタッフから自身のiPhoneを取り寄せてセルフィー撮影。自身の代表作『コマンドー』のケースを装着しているが、これはiPhone 11 Proのトリプルカメラ部分をロケットランチャーの銃口部分に見立てたものだ。

ジャパンプレミア 登壇コメント全文

アーノルド・シュワルツェネッガー(T-800役)

Hello everybody!東京に戻ってこれて本当に嬉しく思います。前回の来日時に、“I’ll be back”と宣言しました。そして、戻ってきました。日本のファンが大好きです。皆さん、私の出ている映画を全部観ていただていている。ファンなくして、映画は存在しません。つまり、あなたたちが一番重要な存在です。忠誠心を尽くしてくださるファンの皆さん、本当にありがとうございます。
この素晴らしいキャスト、素晴らしい監督のティム・ミラーとここに来れて、とても幸せです。私たちがこの映画を愛するのと同じくらい、皆さんもこの映画を愛してくださることを祈ります。ありがとう(日本語で)。
リンダ・ハミルトン(サラ・コナー役)

こんにちは(日本語で)。ここに来られてとても幸せです。(レッドカーペットを見渡しながら)こんなに素晴らしい光景、ハリウッドでもお目にかかれないですね。現実じゃないみたいです。
この映画の撮影はとてもキツくて、このステージに立っている誰かひとりでも欠けていたら、映画は完成しなかったと思います。私たち全員の、たくさんの愛が詰まっています。それがスクリーンでも伝わるといいですね。アクションにコメディ、それにたくさんの感情、力強さ、素晴らしい熱演……。ここにいる彼らの才能に、毎日圧倒されっぱなしでした。お互いに高め合い、ベストを尽くしました。あなたたちのために、です。最後に、I love you, Japan.
マッケンジー・デイヴィス(グレイス役)

Hello Japan. お迎え頂き、ありがとうございます。日本に行きたい人生でした。日本より行きたかった国なんて他にありません。しかも、この映画と、このメンバーで来ることが出来ました。彼らと一緒にこの映画に出演できたなんて、人生最高の栄誉ですね。ティム・ミラー監督は、すごくすごくスペシャルで、エキサイティングで、今作にしかないような、そしてビューティフルな映画を作り上げたと思います。早く皆さんにも観て欲しい。歓迎いただき、御礼申し上げます。ありがとうございます(日本語で)。
ガブリエル・ルナ(REV-9役)

共演で友人のマッケンジーが言ったように、日本に来ることは僕の人生の夢でした。自分の中の行ってみたい所リストの中でも、トーキョー、ジャパンはトップにありましたから。実際に来てみたら、想像以上に良いです。ありがとうございます。
それから、ここに来てくれた日本のファンの皆さん、驚異的ですね。コスプレ姿の人もたくさんいらっしゃって、そこにビル・パクストン姿の人がいますね。僕も彼と同郷テキサス出身なので、ありがたいです。皆さんを愛しています。映画を楽しんで下さい。めちゃくちゃ楽しいから、デッカいポップコーンを買ってね。今夜はありがとうございます。
ナタリア・レイエス(ダニー・ラモス役)

コンニチハ、アポン(スペイン語でジャパン)。ここに来られてとても嬉しいです。この場所、この瞬間は、私の生涯に残る思い出になりますね。ありがとうございます。皆さんにミッションがあります。みんなにこの映画を観てもらうことです。全員に観て欲しい。ですから今週金曜日、11月8日は友達みんなを連れて、映画館でお楽しみ下さい。愛を込めて作りました。ありがとうございます(日本語で)。
ティム・ミラー監督

Hello Tokyo! ここに来れて嬉しいです!温かい歓迎をありがとう!世界中を周ってきましたが、今回のプレミア、気に入りましたよ。ここには、『ターミネーター』シリーズの真のファンがいることは明らかですね。私は二度目の東京です。 I fuckin’ love it! 東京を散策していて思ったのですが、まるで未来都市ですね!『ターミネーター』やSFのファンが多いのも納得ですよ。僕自身も日本文化、アニメや漫画に影響を受けています。うちの本棚は、日本のアートワークでパンパンです。そして、今作にもかなり影響を及ぼしています。だから、この映画にも恩恵を与えてくれた日本文化に感謝です。今度は皆さんに恩返ししたい。観てもらえれば、きっと愛してくれる映画だと思います。私たちが、皆さんを愛しているようにね。ありがとうございます!
ひとりずつ挨拶を終えた後、司会の「今日一日はターミネーター祭り。そして祭りと言えば……」との呼び込みで、登壇陣にジャパニーズ・トラディッショナル、法被が配られる。一同は袖を通した後、和太鼓でターミネーターのテーマ曲を“ダダンダンダダン”と叩くことに。ガブリエル・ルナはノリノリで、バチを手にすると率先して和太鼓の元へ寄り、情熱的に叩いた。シュワちゃんも笑顔を見せながらトライ。叩き終えて感想を求められると、「ファンタスティック!まだ練習が必要だけど、素晴らしいですね。エンターテイニングで。35年聞き続けたテーマ曲だから、グレイトです」と答えた。
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