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『ターミネーター:ニュー・フェイト』新3部作の構想あり ─ 生みの親ジェームズ・キャメロンが明かす

ターミネーター:ニュー・フェイト
© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

アーノルド・シュワルツェネッガー主演『ターミネーター』シリーズには、来たる最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』から始まる“新3部作”の構想があるという。シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが米Deadlineに明かした。

『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、映画史に残る傑作『ターミネーター2』(1991)の正統なる続編となり、『ターミネーター』(1984)『ターミネーター2』を手がけたキャメロンが製作・脚本を担当。T-800役のアーノルド・シュワルツェネッガー、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが再び集結している。


キャメロンによると、最新作のストーリーを『ターミネーター2』から直結させるというアイデアは、前作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)のプロデューサーであるデヴィッド・エリソンのもの。本作にも参加しているエリソンは『ターミネーター2』の大ファンで、シリーズの可能性に期待しながらも、それゆえ前作が望み通りの内容ではなかったことを認めているという。キャメロンは「白紙に戻して『ターミネーター2』から始めたいと言われて、面白いなと思ったんです」と語っている。

当時、『ジェニシス』の続編として企画されていた『ターミネーター』最新作に、『ニュー・フェイト』の監督として就任する『デッドプール』(2016)ティム・ミラー監督はすでに参加していた。キャメロンとミラー監督、エリソンは話し合いの末、“リンダ・ハミルトンにサラ・コナーをもう一度演じてもらいたい”との結論に至ったという。そこで生まれたのが、『ニュー・フェイト』1作にとどまらない巨大なストーリーだった。

「(脚本家チームと)数週間かけてストーリーを考え出して、どんなタイプの物語を描きたいのかを探っていきました。だからリンダに(出演を)提案できたんです。そして、気合いを入れてストーリーを作り始めたら、3部作として考えられることがわかってきた。つまり、語られるべき大きな物語は存在するわけです。」

『ニュー・フェイト』の脚本を主に執筆したのは、『ダークナイト』3部作のデヴィッド・S・ゴイヤー、『ロボコップ』新作にも起用されたジャスティン・ローズ、『キャプテン・フィリップス』(2013)『シークレット・アイズ』(2015)のビリー・レイ。脚本作業にはキャメロンのほか、「ダークエンジェル」(2000-2002)「ウォーキング・デッド」シーズン1(2010)のチャールズ・H・イグリー、「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」(2008-2009)のジョシュ・フリードマンも加わった。

すなわち『ニュー・フェイト』のストーリーを作り上げたのは、現代SF/ファンタジー映画のトップランナーと、キャメロンの信頼を受けた顔ぶれによるチーム。1作だけできれいにまとまるようなスケールになっているはずがなかったのだ、といってもいいのかもしれない。ならば『ターミネーター』シリーズは、『ニュー・フェイト』から“新3部作”へと本当に踏み出していくことになるのか。キャメロンはこう述べている。

「幸運にも『ニュー・フェイト』が十分にヒットしてくれれば、その後の作品で向かう場所はしっかり決まっているということです。」

すべては最新作がヒットするかどうかにかかっているのである。

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は2019年11月8日(金)全国ロードショー

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Source: Deadline

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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