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新『ワンダーウーマン』準備が加速か ─ 『スーパーマン』大ヒットを受けて

ワンダーウーマン

ワーナー・ブラザース&DCスタジオが、新DCユニバース映画第1弾『スーパーマン』の好調を受けて、『ワンダーウーマン』新作映画の開発を急いでいるという。米Varietyが報じた。

2025年7月11日に日米同時公開された『スーパーマン』は、米国オープニング興行収入1億2,502万ドルという好スタートを記録。7月15日(米国時間)の時点で米国興収1億5,504万ドル、世界興収2億5,004万ドルという優れた成績となっており、2度目の週末(7月18日~20日)も興行収入5,500万~6,200万ドルを稼ぎ出すとみられている。これが現実になれば前週比マイナス50~55%で、スーパーヒーロー映画としてはかなり異例の堅調さだ。

報道によると、こうした結果を受けて、ワーナーは『スーパーマン』の続編ではなく『ワンダーウーマン』の開発を「加速させている」という。巨大フランチャイズでは続編製作を早めるのが定石だが、DCユニバースは別の戦略を採るようだ。

DCスタジオの代表であり『スーパーマン』監督のジェームズ・ガンは、米Entertainment Weeklyにて、『スーパーマン』続編について「ある意味では取り組んでいますが……純粋な続編かといえば、必ずしもそうとは言えません」と曖昧に話している。自身のThreadsアカウントでも、「『スーパーマン』の続編は予想外の形かもしれません」と予告していた。

Threadsで見る

以前からガンは、新DCユニバースにバットマンとワンダーウーマンを登場させることを「優先事項」と明言している(ロバート・パティンソン主演『ザ・バットマン』シリーズはユニバースに含まれない)。2025年6月には、『ワンダーウーマン』新作の脚本作業が始まっていることも認めていたのだ。

ガンが目指している、ワンダーウーマンの新DCユニバース初登場とはいったいどのような形なのか? ワーナー&DCが開発を急いでいるならば、きっと遠くないうちに続報が到着するはずだ。

Source: Variety(1, 2), Entertainment Weekly, James Gunn

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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