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THE RIVERニュースレター 7月28日号 ─ エンタメの最新ニュース紹介

THE RIVERのニュースレターです。日々のニュースや話題から注目のトピックを厳選して紹介・解説します。面白い最新情報や、タメになる話まで。THE RIVER運営代表の中谷が担当。

きょうの話題

  • 『ウォッチメン』新アニメ映画化か
  • 『エクソシスト』続編映画、恐怖の予告編が公開
  • 俳優ストライキでPR会社も悲鳴、売上80%減も
  • 『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』続編映画とアニメシリーズ化が進行中

『ウォッチメン』新アニメ映画化か

DCコミックスの傑作『ウォッチメン』が、新たにアニメ映画化を果たすようだ。米サンディエゴ・コミコンで発表された。DCの米公式Twitterアカウントでも告知されたが、どういうわけかその後投稿は削除されている。投稿では2024年リリース予定とされていた。

『ウォッチメン』といえば1980年代に登場した大作グラフィック・ノベルで、2009年にはザック・スナイダー監督によって実写映画化。2019年には米HBOにて独自のアフターストーリーを描くドラマも展開された。

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新映画で気になるのは原作者アラン・ムーアの関与だ。ムーアは現在アメコミ作品から距離を置くようになっており、2019年のドラマ版にも関わっていなかった。そのため同ドラマでは、血痕が付着したスマイリーマークなど、原作を象徴するクリエイティブが使用できないといった制約も生じていた。

『エクソシスト』続編映画、恐怖の予告編が公開

1973年公開、悪魔祓いホラーの金字塔『エクソシスト』50年ぶりの新たな続編映画『The Exorcist: Believer(原題)』の予告編映像が公開された。

あのお馴染みのテーマ曲がジワジワと再生される、緊張感ある仕上がり。オリジナル映画でリーガンの母親、クリス・マクニール役を演じたエレン・バースティンが御年90歳にして復帰。1作目に繋がる続編になるという。

今度の悪魔憑き少女は2人で、恐怖も2倍。『ハロウィン』シリーズのリブートを成功させたデヴィッド・ゴードン・グリーンが手がける。ここから三部作が展開されるというから見逃せない。2023年10月13日、US公開。

俳優ストライキでPR会社も悲鳴、売上80%減も

全米映画俳優組合のストライキによって俳優たちの多くが仕事を停止せざるを得ない中、ドウェイン・ジョンソンが率先して大金を寄付していたことが話題となった。しかしこのストライキで打撃を受けるのは俳優たちのみならず、現地のPR会社もそうだ。

このストライキで俳優たちは作品を宣伝することが禁じられているため、付帯してパブリシスト(宣伝担当)の仕事も無くなった。米The Hollywood Reporterが伝えるところによると、あるPR会社はストライキ前に対して売上が80%も激減したという。「コロナ禍の再来」と言われる危機が訪れている。

このストライキで俳優は、自身らの環境を改善するために痛みを伴って戦っている。しかし、その成果はPR会社に直接の影響を及ぼさない。言わば巻き込みにあっている状況だ。

『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』続編映画とアニメシリーズ化が進行中

新しいアニメ映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』は2023年8月2日の米公開(日本公開は9月22日)を前に、早くも続編を開発中だ。米パラマウントとニコロデオンはこの新作にかなりの自信がある様子。

本作で監督兼共同脚本家を務めたジェフ・ロウが監督として続投。ポイント・グレイ・ピクチャーズが製作を務める。合わせて、パラマウント+向けに全2シーズンのアニメシリーズも企画。「Tales of The Teenage Mutant Ninja Turtles」との原題で、映画1作目と2作目の間の出来事を描くという。

映画は描き風タッチの予告編映像が評判で、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションの成功シリーズ『スパイダーバース』に続く新世代の高度なアニメ作品となることが期待されている。マイケル・ベイ版の実写2作から一転、今度はアニメの世界でヒットを掴めるか。

情報参考:Comicbook.com,THR,Variety

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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