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THE RIVERニュースレター 11月10日号 ─ 『スカーフェイス』/ファイギ版『スター・ウォーズ』/『ゼルダの伝説』予言/『タイラー・レイク3』

THE RIVERのニュースレターです。日々のニュースや話題から注目のトピックを厳選して紹介・解説します。面白い最新情報や、タメになる話まで。THE RIVER運営代表の中谷が担当。

本日11月10日は、『マーベルズ』劇場公開、「ロキ」シーズン2最終話配信、そして『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』地上波発放送と、マーベルファンにはたまらない一日となります。

『マーベルズ』についての評価はレビュー記事に詳しく起こしましたが、ネタバレを踏んでしまう前に1日も早く観ていただきたい作品。「ロキ」最終話も、何が起こるかわかりません。とにかく、マーベル・シネマティック・ユニバースが大きく動く予感がしています。たっぷり楽しみましょう。

きょうの話題

  • 『スカーフェイス』リメイク版、ルカ・グァダニーノ監督が降板
  • ケヴィン・ファイギ版『スター・ウォーズ』、完全に頓挫の模様
  • 実写版『ゼルダの伝説』監督の13年前の予言が的中
  • 『タイラー・レイク』第3作、水面下で進行中か

『スカーフェイス』リメイク版、ルカ・グァダニーノ監督が降板

名作『スカーフェイス』リメイク版から、ルカ・グァダニーノ監督が降板していたことがわかった。海外メディアの取材で、「もう『スカーフェイス』には携わっていません」と認めた。

アル・パチーノ主演、ブライアンン・デ・パルマ監督の傑作ギャング映画を甦らせる企画。数年前から進められており、グァダニーノは2020年5月に就任していた。

現代を反映した「タイムリーな」作品にしたいこと、ショッキングなR指定にしたいことなど野心を語ってきていたが、ある時点から離れていたようだ。企画は再び停止状態になったと見られる。

ケヴィン・ファイギ版『スター・ウォーズ』、完全に頓挫の模様

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長プロデュースを手がけるとされた『スター・ウォーズ』の新作企画は、やはり完全になくなっていたようだ。

シネマティック・ユニバースの立役者ファイギの辣腕が期待された新シリーズだが、2023年3月には頓挫したとの報道が登場。『マーベルズ』の米プレミアに登場したファイギは、改めて「実現しますか」と尋ねられると、「ノー」とだけ答えた。

そもそもファイギはマーベル・スタジオ作品の製作で多忙。作品数が膨大で、彼の手が回っていないがために品質低下を招いているとの指摘もあるほど。その状況で、さらに『スター・ウォーズ』まで手がけるというのは、土台無理な話だった。

実写版『ゼルダの伝説』監督の13年前の予言が的中

ハリウッドで初の実写映画化を果たすことが発表された『ゼルダの伝説』で監督に抜擢されたウェス・ボールが、なんと13年前の2010年に当時のTwitter(X)でゼルダ映画化を自ら予言していたという投稿が話題だ。

当時30歳だったボールは、「僕が監督をできるわけもないけど……次の『アバター』的なモーションキャプチャー大作は『ゼルダの伝説』だと思う」と投稿。それから時が流れ、なんとボール自ら『ゼルダの伝説』監督を手掛けることとなった。

この運命的な企画は、任天堂代表取締役フェローの宮本茂と『スパイダーマン』シリーズなどのアヴィ・アラッドが共同制作を務める。現在は開発が始まったばかりで、完成までにはまだ時間がかかるという。

『タイラー・レイク』第3作、水面下で進行中か

クリス・ヘムズワース主演のNetflix映画『タイラー・レイク ―命の奪還―』シリーズ第3作は現時点で正式に発表されておらず、 脚本・製作のジョー・ルッソが「可能性はある」とのみ話している状況だ。

Netflix映画部門を統括するスコット・ステューバーは『タイラー・レイク』第2作について、かつて自身が携わった『ジェイソン・ボーン』シリーズを思い出すようだとしながら、イドリス・エルバが演じたキャラクターの進化に興味を示した。

現在は脚本を待っている状況で、「一生懸命取り組んでいる」とも話しており、3作目は水面下で動いているようだ。実現すれば、エルバが演じた謎の男についても掘り下げられるかもしれない。

情報参考:Comicbook.com,Entertainment Weekly ,Collider

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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