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THE RIVERニュースレター 8月25日号 ─ エンタメの最新ニュース紹介

THE RIVERのニュースレターです。日々のニュースや話題から注目のトピックを厳選して紹介・解説します。面白い最新情報や、タメになる話まで。THE RIVER運営代表の中谷が担当。

きょうの話題

  • ザック・スナイダー新作『REBEL MOON』はヘヴィ・メタルSFファンタジー
  • 『イコライザー』デンゼル・ワシントンにデジタル若返りを施すオリジンを描く構想あり
  • 「THIS IS US」ウィリアム役俳優が逝去、息子ランダル役が追悼
  • 『ブルービートル』不調に熱帯暴風雨「ヒラリー」影響か

ザック・スナイダー新作『REBEL MOON』はヘヴィ・メタルSFファンタジー

ザック・スナイダー監督渾身の最新作として注目の『REBEL MOON』は、ヘヴィ・メタル的ファンタジーSFになるようだ。ナイダーが黒澤明の『七人の侍』に着想を得て、『スター・ウォーズ』の新作企画としてルーカスフィルムに持ち込んでいた脚本にルーツを持つ。新たなる壮大なユニバースについて、スナイダー監督は独自のビジョンを語っている。

「いろいろな意味で“ヘヴィ・メタル的なSFです。僕はファンタジー雑誌が大好き。この映画には、僕が大好きなSF的な奇妙さがちょっとある。何もかもが一筋縄でいかず、無数の謎があるんです。」

圧倒的なビジュアルを得意とするスナイダー監督による、二部作構成のSF巨編。『REBEL MOON:パート1 炎の子』は2023年12月22日(金)よりNetflixで世界独占配信。

『イコライザー』デンゼル・ワシントンにデジタル若返りを施すオリジンを描く構想あり

『イコライザー』シリーズは2023年10月6日日本公開の『イコライザー THE FINAL』で完結するが、監督のアントワーン・フークアはデンゼル・ワシントンにデジタル若返りを施してオリジン・ストーリーを描くことを検討したらしい。

「そういうことはたくさん考えました。特に今は新しい技術もあり、AIなどもある。マッコールの人物像がいかにして出来上がったのか、若い頃の物語はあるだろうか。(脚本家の)リチャード・ウェンクとはそういう話を結構していますよ。」

劇中でもロバート・マッコールのバックグラウンドはほとんど語られない。なおデンゼル・ワシントンが同じ役を2度3度も繰り返し演じるのは異例のこと。もしもデンゼルとともにデジタル若返りが実現すれば、さらに貴重な機会となりそうだ。

「THIS IS US」ウィリアム役俳優が逝去、息子ランダル役が追悼

ドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス」ウィリアム・ヒル役のロン・シーファス・ジョーンズが66歳で亡くなった。

ジョーンズが同作で演じたのは、主要キャラクターのランダル(スターリング・K・ブラウン)の実の父。自身のコカイン中毒や、息子を捨てた過去の罪悪感と向き合いながらも人々に慕われていく姿は、ドラマの中でも特に感動的なエピソードとなった。

ランダル役共演したブラウンは追悼コメントを発表。「世界が見たこともないような素晴らしい人物の一人がこの世を去った。ジョーンズが亡くなった。世界が少し明るさを失った。ブラザー、あなたは愛されていました。寂しくなります。次の場所でも笑顔を絶やさないで。そっちに行ったら、また会いましょう」。

ご冥福をお祈りします。

『ブルービートル』不調に熱帯暴風雨「ヒラリー」影響か

DC『ブルービートル』は予想を少々下回るスタートとなったが、熱帯暴風雨「ヒラリー」により客足が遠のいた部分があると、米ワーナー・ブラザースは考えている。

米公開は8月18日。この週末、メキシコで猛威を振るった「ヒラリー」が一大市場であるカリフォルニア州に上陸。全ての日あたり降水雨量記録を上回る豪雨となり、南部の大部分では非常事態宣言がなされた。

ワーナーは劇場業界団体に「この嵐は、特に本作にとって指数を上回る南カリフォルニアに影響をもたらすと見られます」と声明。結果として『ブルービートル』国内興収は3,000万ドルを見積もられていたところ、2,500万ドルとやや控えめな初週末となった。

情報参考:/Film,NME,Deadline,Comicbook.com

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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