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THE RIVERニュースレター 11月17日号 ─ ワーナーまたお蔵入り?/ワーナー新SFシリーズ/「クイーンズ・ギャンビット」/キー・ホイ・クァン

THE RIVERのニュースレターです。日々のニュースや話題から注目のトピックを厳選して紹介・解説します。面白い最新情報や、タメになる話まで。THE RIVER運営代表の中谷が担当。

きょうの話題

  • 米ワーナー、撮影済み映画またお蔵入りで批判
  • 米ワーナー、『デッドプール』監督と新SFシリーズ作る
  • 「クイーンズ・ギャンビット」がミュージカル化
  • 「ロキ」キー・ホイ・クァン、スター・ウォーズに出るのが夢

米ワーナー、撮影済み映画またお蔵入りで批判

米ワーナー・ブラザースは、撮影が完了していた新作映画『Coyote vs. Acme(原題)』の劇場公開を中止、お蔵入りとする判断を下した。DC映画『バットガール』と同様の措置となる。

この決定は批判を招き、スタジオは急きょ、NetflixやApple TV+、Prime Videoといった配信事業者へ作品を売却する方針に変更。関係者に向けた内覧試写の場を設けたところ、作品評は絶賛。

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ルーニー・テューンズのアニメに基づく作品で、『トムとジェリー』のように実写とアニメのハイブリット作品であるという。ジェームズ・ガンが共同脚本を務め、ジョン・シナが出演した。製作費7,000万ドルを費やし、3,000万ドルの税金損失形状のため公開を見送るつもりであるとわかると、業界からの反発を招いていた。

米ワーナー、『デッドプール』監督と新SFシリーズ作る

その米ワーナーから新作映画の情報。『デッドプール』(2016)『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)ティム・ミラーを監督に起用して、コミック原作のSF映画『Alien Legion(原題)』を製作する。

原作の出版社はマーベル・コミックスだ。「宇宙のフランス外国人部隊」とされえる銀河の平和維持組織を描く内容で、ワーナーは一大シリーズ化を目指すという。

ミラーといえば『ターミネーター:ニュー・フェイト』は失敗だったと認めており、以来「誰も私の電話に出てくれない」と気落ちしていた。久々の大作映画で華々しい復活に期待したい。

「クイーンズ・ギャンビット」がミュージカル化

Netflixのドラマ版が人気を博した「クイーンズ・ギャンビット」がミュージカル化を果たす。天才チェスプレイヤーの物語をスポ根的に描いた作品だ。

注目は三重県出身の日系アメリカ人シンガー・ソングライター、ミツキ・ミヤワキが作詞作曲を行うこと。ミツキは、ミュージカル化決定の前から、Netflixのドラマ版と原作小説のファンだったと喜びのコメントを寄せている。

「POTUS」「How to Dance in Ohio」などのLevel Forwardが制作。劇作家は「Primary Trust」エボニー・ブース、演出は「(Jaja’s African Hair Braiding」ホイットニー・ホワイト。

「ロキ」キー・ホイ・クァン、スター・ウォーズに出るのが夢

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でのアカデミー助演男優賞や、「ロキ」シーズン2のO.B.役で再ブレイクを果たしているキー・ホイ・クァン、次に出演したいシリーズは『スター・ウォーズ』のようだ。

子役時代の代表作『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(1984)はルーカスフィルム製作。同社キャスリーン・ケネディCEOに「『スター・ウォーズ』ファミリーに加わりたい」と直談判しているのだそう。

今や『インディ・ジョーンズ』も『スター・ウォーズ』も「ロキ」マーベルも全てディズニー傘下。そのことに驚きつつも、クァンは「もしもショートラウンドのスピンオフをやりたいというなら、僕は喜んでやりますよ!」」とも語っている。

情報参考:Deadline,THR,Deadline,Variety

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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