『レゴ®バットマン ザ・ムービー』クリス・マッケイ監督、次回作『ナイトウィング』原作の魅力を熱く語る

2017年4月1日に公開された新たなバットマン映画『レゴ®バットマン ザ・ムービー』。DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)作品ではありませんが、バットマン/ブルース・ウェインと彼を取り巻く人間関係を非常に深く描き、その上でバットマンの危険性と希望を表現した大傑作でした。
同作を監督したクリス・マッケイは、DCEUにてバットマン/ブルース・ウェインの相棒ロビンorナイトウィング/ディック・グレイソンを主人公とした『ナイトウィング(仮題)』を監督するといわれています。クリス・マッケイ自身、ディック・グレイソンの魅力について熱く語っており、大変に前向きな姿勢なのが伺えます。
そんなクリス・マッケイ監督が、自身のTwitterにて改めてナイトウィングについて語ってくれました。
The story of Dick Grayson, becoming Robin, then becoming Nightwing played out for us, the audience, in the comics in REAL TIME. https://t.co/icAEA8Imkz
— Chris McKay (@buddboetticher) 2017年7月16日
It wasn’t a flashback. We experienced it. So all of Robin/Nightwings successes and failures we were along for the ride.
— Chris McKay (@buddboetticher) 2017年7月16日
And people that underestimated Robin or dismissed him perhaps had their opinions changed as we watched him “grow up” right in front of us.
— Chris McKay (@buddboetticher) 2017年7月16日
His relationships, his conflicts with Batman et al felt real to me because he was the window character with which we experienced Gotham city
— Chris McKay (@buddboetticher) 2017年7月16日
「コミックにおけるディック・グレイソンの物語は彼がロビンとなり、ナイトウィングとなるのをリアルタイムに描いたものだ。それは回想ではなく、体験だ。だから私達はロビンやナイトウィングの成功と失敗を臨場感をもって味わうことが出来る。ロビンを過小評価したり、嫌ったりする人々にもきっとそれぞれの意見があったが、ディック・グレイソンの“成長”を目のあたりにすることで意見を変えてきた。彼のバットマンとの関係や衝突などは私にはリアリティをもって映った。何故なら彼はゴッサムシティを体験する上で窓口となるキャラクターだったからだ」
また、クリス・マッケイはファンからの「彼(ディック)はバットマンとスーパーマンの長所を一つに詰め込んだキャラクターだ」という意見にも同意しています。
ディック・グレイソン/ロビンをはじめとしたサイドキック(相棒)や、ティーンエイジのヒーローの魅力の一つに、彼らが成長する様をリアルタイムで目撃することが出来るという点があります。これはハイメ・レイエス/ブルービートルや、2016年にデビューした中国のスーパーマンことスーパー・マン/コン・ケイナンも同じです。年若く未熟な彼らが成功したり失敗したりし、身近な人々や先輩ヒーローに支えられながらも成長していく過程は、スーパーマンやバットマン、フラッシュ等とは違った共感性の高い物語なのです。
そんなティーンエイジのヒーローの代表的キャラクターであるディック・グレイソン/ナイトウィングを、クリス・マッケイがどのようにして映画にするか楽しみですね。
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