『キック・アス』クロエ・グレース・モレッツ、「もう一度ヒットガールを演じることはない」理由とは

平凡な高校生がある日ヒーローとして目覚め、悪と戦うアクション・コメディ『キック・アス』シリーズにおいて大きな存在感を放っていたのが、主人公の相棒として活躍する美少女ヒーロー、ヒットガール/ミンディ・マクレイディだ。同シリーズはリブートおよびスピンオフ映画の製作も計画されていることが報じられたばかりだが、過去作でヒットガールを演じたクロエ・グレース・モレッツは、同役での復帰を考えていないという。
『キック・アス』は2010年に第1作、2013年に第2作『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』が製作されている。IndieWireの最新インタビューに登場したクロエは同シリーズを「大好きです。特に第1作は本当に、本当にスペシャルだった」と絶賛。しかしながら第2作は、クロエにとって少し心残りもあったようだ。
「2作目は、少し違う形で作られていればよかったのかな。私たちは皆、実際に作られたものとは違う作品を望んでいたんだと思います。」
「私はヒットガールが『キック・アス』の世界でサバイブしていると思うんですね。そのポジションに彼女を保っておきたい、みたいな。皆さんには『キック・アス』(第1作を)覚えていてほしいんです。だから『キック・アス3』っていうのは製作されないんじゃないかな。少なくとも、(私が演じる)ヒットガールは登場しないと思います。」
『キック・アス』第1作で監督、第2作で製作を務めたマシュー・ヴォーンによれば、同作は現在リブートおよびヒットガールの単独映画が企画されている。この度のクロエのコメント、そして「キック・アスとヒットガールをリブートする」というヴォーンの言葉通り、こちらの企画は新たなヒットガール役を迎えての製作ということになりそうだ。新生『キック・アス』に期待しよう。
Source: IndieWire