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クリストファー・ノーラン監督、『DUNE/デューン』を絶賛返し ─「凄い作品」「あらゆる面で魅力的」

『DUNE/デューン 砂の惑星』
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

『インターステラー』(2014)『TENET テネット』(2020)など幾度に渡り映画界に革命を起こしてきた監督、クリストファー・ノーランが、ドゥニ・ヴィルヌーヴによる『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)を絶賛している。

クリストファー・ノーランとドゥニ・ヴィルヌーヴといえば過去にも互いの作品を称賛し合っており、先日はヴィルヌーヴがまた、ノーランによる『テネット』を「傑作」と絶賛していたばかりだ。この度、“究極の映像体験”を常に観客に届けてきたふたりの天才監督が、 ポッドキャスト「The Director’s Cut」にて対談を行った。

『デューン』についてノーランは、「実写映像とコンピューターによるビジュアル・エフェクトを、かつてないほどにまでシームレスに融合させた作品です。あらゆる面でとても魅力的でした」と称賛。CG・VFXに頼らず、実写撮影にこだわり続けてきた監督が言っているからこその説得力があるだろう。また、チーム全体の仕事ぶりを高く評価しながら、原作未読者にも楽しめる素晴らしい作品だったとのことだ。「本を読んだことのない全く新しい世代に届く内容になっており、その本を読みたくなるような作品にもなっていると思います」。

本作への称賛は止まらず、「凄い作品だと思います。この映画を何回か観させていただく機会がありましたが、その度に新たな発見があり、その世界についてさらに詳細に知ることが出来ました」と続けている。壮大な規模で物語が展開されていく本作。ノーランが言うように、観れば観るほど理解が深まり、その物語の世界観により没入することが出来るだろう。もちろん、壮大な物語だけでなく、詩的な映像や、完璧にまで再現された小道具やセットなど、さまざまなディテールにも魅了されるに違いない。

映画館での上映にこだわり続けるノーランは、「ビッグスクリーンで観るために作られた映画です。世界中の映画ファンにとって、幸せなことであり、贈りものなのです」と締めくくっている。

『DUNE/デューン 砂の惑星』は公開中。

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Source: The Director’s Cut Podcast , IndieWire

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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