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ザック・スナイダーとクリストファー・ノーラン、公開前に互いの映画を見せ合っている ─「意見交換することはありません」

ザック・スナイダー&クリストファー・ノーラン
Photo by © LFI/Avalon.red 写真:ゼータ イメージ | Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28487603362/ | Remixed by THE RIVER

DCコミックスの実写化作品を手がけたふたりの監督、ザック・スナイダークリストファー・ノーラン。ハリウッドを代表する監督ふたりは、自身の映画を公開前に見せ合っているようだ。

ふたりの共通点は、ワーナー・ブラザースにて互いにDC映画を手がけたということだけではない。スナイダーによる『マン・オブ・スティール』(2013)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)をはじめ、『ジャスティス・リーグ』(2017)『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)では、ノーランが製作総指揮として参加していた。つまり、ふたりは仕事上で度々支え合ってきた間柄でもあるのだ。

ポッドキャスト「Straight Up」にてスナイダーは、『ジャスティス・リーグ』の劇場公開前、ノーランとの事前鑑賞会を行ったことについて振り返っている。「ユニバーサルシティーウォークに一緒に行って、『ジャスティス・リーグ』のIMAX版をそこで上映してもらい、彼に観てもらいました」。

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もっとも「意見交換することはありません」としながら、「彼に自分の映画を観せるときは、“映画は完成したから、とにかく楽しんでくれ”と言っています。彼はいつも僕にもそう言ってくれるんです」と続けている。「『TENET テネット』(2020)を観たときもそうでした。[中略]“とにかく君の映画を観せてくれ、度肝を抜かれたいんだ”と言えるのは、本当に楽なこと」。互いの作品を観て意見を言い合うのではなく、単純に刺激をもらいたいということなのだろう。

スナイダーはノーランから意見をもらうことはないようだが、「レビューはあまり読まないようにしているのですが、素晴らしいものはたくさん読むようにしている」のだという。批評家からの意見には時に耳を傾けているとのことだが、それでも「『ジャスティス・リーグ』ではあまり読みませんでした」と話している。「今となっては、個人的なものとして受け取らないように出来ているのですが、それでも個人に対するものとして受け取らないようにするのはなかなか難しいことです」。

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Source: Straight Up

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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