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クロエ・ジャオ監督『ノマドランド』米ティザー予告編 ─ マーベル『エターナルズ』抜擢の新鋭、虚構と現実の境界に挑む

ノマドランド
(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.

マーベル映画『エターナルズ(原題:Eternals)』(2021)に抜擢された新鋭クロエ・ジャオ監督、『スリー・ビルボード』(2018)フランシス・マクドーマンド主演による映画ノマドランドの米国版ティザー予告映像が公開された。

リーマンショック後、60代の女性ファーンは、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の住処を失った。ファーンはキャンピングカーに思い出を詰め込み、車上生活者、すなわち“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことを決意。日々を懸命に乗り越えながら、出会ったノマドたちとの心の交流とともに、彼女の旅は続く。

本作はジェシカ・ブルーダーのノンフィクション『ノマド:漂流する高齢労働者たち』(春秋社)を基にした、今を生きる希望を、広大な西部の自然で探し求めるロードムービー。公開された映像では、フランシス・マクドーマンド演じるファーンが、ノマドたちのコミュニティを歩くさまが映し出されている。「ファーン、こっちに来ない?」。遠くから呼ぶ声に、ファーンは「ううん、ちょっと散歩に。すぐ戻るから」と答える。

監督は『ザ・ライダー』(2017)が世界的に評価されたクロエ・ジャオ。ドキュメンタリーとフィクションの境界を超える取り組みに挑んだ本作では、本物のノマドであるリンダ・メイ、スワンキー、ボブ・ウェルズを出演者として起用した。それぞれがファーンのメンターや友人役として登場し、予告でファーンに呼びかけている「リンダ」という女性が、おそらくリンダ・メイだとみられる。

主演・製作のフランシス・マクドーマンドは、『スリー・ビルボード』で2度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いた。製作は『スリー・ビルボード』や『ジョジョ・ラビット』(2019)などの名作を多数手がけるサーチライト・ピクチャーズが担当。予告編にもうかがえる映像美は、『ザ・ライダー』でジャオ監督とタッグを組み、『ゴッズ・オウン・カントリー』(2017)でも評価を受けた撮影監督ジョシュア・ジェイムズ・リチャーズによるものだ。

映画『ノマドランド』は2021年1月、全国ロードショー

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Source: Collider

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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