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サーチライト最新作『ノマドランド』1月公開決定 ─ 『エターナルズ』クロエ・ジャオ監督、フランシス・マクドーマンド主演

ノマドランド
(C)2021 20th Century Studios. All rights reserved.

賞レースを席巻する数々の名作を送り出してきたサーチライト・ピクチャーズ、『スリー・ビルボード』(2018)のフランシス・マクドーマンド、マーベル映画『エターナルズ(原題:Eternals)』(2021)の新鋭監督クロエ・ジャオが贈る最新作『Nomadland(原題)』が、邦題『ノマドランド』として2021年1月に日本公開される。

リーマンショック後、60代の女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)は、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った。ファーンはキャンピングカーに思い出を詰め込み、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことを決意。その日その日を懸命に乗り越えながら、行く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、彼女の自由な旅は続いていく。

本作はジェシカ・ブルーダーのノンフィクション『ノマド:漂流する高齢労働者たち』(春秋社)を基にした、今を生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー。主演・製作は『スリー・ビルボード』で2度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドが務め、いま世界が最も求める物語を世に送り出す。撮影のため、マクドーマンドは実在のノマドたちの中に身を投じ、ドキュメンタリーとフィクションの境界を超える新たな表現ジャンルを開拓した。

監督を務めるのは、アメリカ西部のロデオライダーたちを力強くも痛切に描いた『ザ・ライダー』(2017)でインディペンデント・スピリット賞の作品賞・監督賞ほか4部門にノミネートされたクロエ・ジャオ。2021年には、マーベル・シネマティック・ユニバースに抜擢されての超大作『エターナルズ』も控えている。撮影監督は『ザ・ライダー』でもタッグを組み、『ゴッズ・オウン・カントリー』(2017)も高く評価されたジョシュア・ジェイムズ・リチャーズが担当し、厳しくも壮大な自然、路上の崇高な美しさ、そして誇りを持って自由を生きるノマドたちの生き様を映し出す。

なお本作は2020年9月11日(現地時間)に、ベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、ロサンゼルスにて開催されるテルライド映画祭主催のドライブ・イン・シアターなどでワールドプレミアが行われる。世界が注目する一作、さらなる続報を待とう。 

映画『ノマドランド』は2021年1月、全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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