ノーマン・リーダス、『DEATH STRANDING』小島秀夫監督との再タッグを示唆 ─ 「別のことについて話し合っている」

PS4ソフト『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』に登場した俳優ノーマン・リーダスが、本作を手がけた小島秀夫監督との再タッグを示唆している。
米WIREDのインタビューにて、ノーマンは「(小島と)タッグを組んだ『DEATH STRANDING』は大ヒットしました。今は、別のことについても話し合っているところです」と述べて、小島監督との再タッグを匂わせた。これを受けて、米Comicbook.comは「別のこと」という言葉が指しているのが新作ゲーム、もしくは、かつて小島監督とギレルモ・デル・トロ監督が共同制作する予定だった『サイレントヒル』シリーズの最新作ではないかと予想している。
かつてノーマンは、『サイレントヒル』シリーズ最新作のティーザーとして製作された、PS4向けホラーゲーム『P.T.』(2014)で小島監督の作品に初登場した。同作は不気味な回廊を延々とループしながら、謎を解き明かしていくことを目的としたホラーゲーム。体験版ながら、密度の高い謎解きと圧倒的な恐怖で、多くのユーザーから支持されていたものの、『P.T.』は完成することなく開発中止となってしまった。しかし、その後もノーマンと小島監督の交友関係は続き、結果的に『DEATH STRANDING』に繋がったようだ。
その後、2019年末頃からは、幻となった『サイレントヒル』の最新作が再び進行しているのではないかという噂が浮上している。2019年11月には、小島監督がTwitterにて「最恐ホラー・ゲームでも創ろうかと思い、ホラー魂を呼び覚ますべく、怖い映画を少しずつ観ようかと」と投稿。2020年2月には、小島監督率いるゲームソフト開発スタジオ「コジマプロダクション」が次回作をほのめかすような投稿をしており、ファンが予想・議論を繰り広げたこともあった。しかしながら、もちろん、これら2つの投稿が『サイレントヒル』を示しているのかは定かではなく、そこにノーマンが関わっているかどうかも不明だ。
最恐ホラー・ゲームでも創ろうかと思い、ホラー魂を呼び覚ますべく、怖い映画を少しずつ観ようかと。PTの時にムラシューに借りたタイ産最恐ホラー「THE EYE」。怖すぎて最後まで観れなかった映画。パッケージのスリーブ・ビジュアルが怖いので、今回は中身だけを借りる。果たして最後まで観れるのか。 pic.twitter.com/33xaCcZXLg
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) November 22, 2019
Sorry to be silent everyone! I’ve been really busy lately…..I think i can say more soon about what we are going to…..#KojimaProductions https://t.co/Vr0qPj3DwV pic.twitter.com/BiweDgGC4v
— Kojima Productions (@KojiPro2015_EN) February 28, 2020
ちなみにノーマンは、小島監督と出会ったきっかけについて「米サンディエゴで開催されたコミコンで彼と初めて会いました。そこで彼が当時取り組んでいた作品を見せて貰ったのですが、衝撃的でしたよ。彼は何というか超天才で、そこから友達になり、一緒に仕事をするようになったんです」と話している。カリスマ的な人気を誇る2人の再タッグ、果たしてどのような作品・企画になるのか。想像が膨らむばかりだ……。
Sources: WIRED, Comicbook.com