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ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」他作品とのクロスオーバーは実現する? ─ 監督がコメント

オビ=ワン・ケノービ
C)2022 Lucasfilm Ltd.

『スター・ウォーズ』の新ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」が2022年5月25日(水)にディズニープラス(Disney+)で配信開始となる。ユアン・マクレガーとヘイデン・クリステンセンの『スター・ウォーズ』復帰作として大きな注目を集めている本シリーズだが、この他に期待されることとしては他作品とのクロスオーバーが挙げられるだろう。このたび、監督を務めたエボラ・チョウと米ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が、この事柄についてコメントしている。

直近で展開されている『スター・ウォーズ』シリーズの実写作品は、「マンダロリアン」(2019-)と「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」(2021)の2作。この両作では、さっそくクロスオーバーが実現しただけでなく、映画シリーズ旧三部作のキャラクターも登場した。

「オビ=ワン」は、舞台が『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)から10年後となり、それまでのドラマとは異なる時代の物語。このたび米Entertainment Weeklyの取材では、本シリーズの製作陣がクロスオーバー化について言及している。「マンダロリアン」と「ボバ・フェット」とのクロスオーバーは、時系列の相違から実現が難しそうだが、それは「全ては『マンダロリアン』のタイムラインに含まれています」と語るキャスリーン・ケネディも認めるところのようだ。

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一方、監督のデボラ・チョウは『スター・ウォーズ』における本シリーズの立ち位置について明らかにした上で、将来的なクロスオーバーを期待させるような発言をしている。

我々にとって最も強い関係にあるのは、プリクエルです。キャラクターたちがやって来た場所であり、物語が始まった場所だからです。なので、プリクエルこそ、私たちのシリーズと最も繋がっているのです。」

「オビ=ワン」には、ヘイデン・クリステンセン演じるダース・ベイダーも再登場することが判明済み。ルーク・スカイウォーカーの物語である旧三部作の“空白”を埋めた「マンダロリアン」や「ボバ・フェット」とは異なり、今度は新三部作(=プリクエル)を巡る知られざる物語が描かれることになる。本シリーズはその第1作目となるのだ。

現在、新三部作に関連する新シリーズとしては「オビ=ワン」のほかに、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)に登場したキャシアン・アンドーの前日譚を描く「スター・ウォーズ:アンドー(原題:Andor)」が製作されている。「オビ=ワン」と「アンドー」には5年の時代差があるが、クロスオーバーは実現させやすいようにも思える。

ちなみに、「オビ=ワン」には新三部作のキャラクターであるダース・モールが敵として登場する案も存在していたといい、これが叶っていればダース・モールは『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)以来の実写登場になるはずだった。こうしたことを考えると、まずはクロスオーバーの前に、懐かしのキャラクターの再登場に期待しておいたほうが良さそうだ。

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Source: Entertainment Weekly

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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